Jana Novotná
元プロテニス選手。
1968年10月2日、生まれ、チェコ・ブルノ出身。
1998年のウィンブルドン選手権女子シングルス優勝。
サービス・アンド・ボレーのプレースタイルを得意とした。
シングルス最高ランキング2位。WTAツアー通算シングルス24勝、ダブルス76勝。
1991年全豪オープンで準優勝。1993年のウィンブルドン決勝戦では、最終第3セットでシュテフィ・グラフを4-1まで追い詰めながらも、凡ミスを連発してグラフに5ゲームを連取されて大逆転負けを喫した。
1997年の同選手権決勝ではマルチナ・ヒンギスで敗れ準優勝。
1998年、ナタリー・トージア(フランス)にストレート勝利でウィンブルドン初制覇。
ダブルスの名手としても定評があり、すべての4大大会でダブルスのタイトルを獲得。
1989年から1990年には同じチェコスロバキアのヘレナ・スコバとペアを組み、1990年のシーズンは4大大会女子ダブルスに3連勝。しかし、全米オープン決勝でジジ・フェルナンデスとマルチナ・ナブラチロワの組に敗れ、同一ペアによる女子ダブルスの年間グランドスラムを逃した。
1994年から1995年は、アランチャ・サンチェス(スペイン)がパートナーだった。
1998年にはマルチナ・ヒンギスとペアを組み、全仏オープンから全米オープンまで4大大会女子ダブルス3連勝を達成。*1
1999年の全米オープン3回戦敗退により、この年限りでの現役引退を表明した。
2005年7月9日に国際テニス殿堂入りを果たしている。
2017年11月19日、死去。
* リスト::テニスプレイヤー