Melvil Poupaud
俳優、監督、ミュージシャン
母親シャンタル・プポーがキャスティング・ディレクターだったことから、子役としてラウル・ルイス監督作品に度々出演。
その後学業に専念するが15歳にて再デビュー。ジャック・ドワイヨン監督作『15歳の少女』をジュディット・ゴドレーシュと共演して評判となり、セザール賞の有望若手男優賞にノミネートされる。
以後、『愛人(ラマン)』(1992)、『おせっかいな天使』(1993)、『いちばん美しい年齢』(1994)、『エリザ』(1995)、『シューティング・スター』(1997)、『キッドナッパー』(1998)、ジェームズ・アイヴォリー監督作『ル・ディヴォース/パリに恋して』(2003)など順調なキャリアを進む。
『夏物語』では巨匠エリック・ロメール監督に起用され、持ち味ともいえるハンサムで優柔不断なヤサ男を絶妙に演じると共に、劇中で歌とギター演奏も披露。2005年は、これまでの出演作品の要素を各所に散りばめたフランソワ・オゾン監督作『ぼくを葬る』では末期ガン患者の葛藤を見事に演じて、高い評価を得た。
Three Lives & Only One Death [VHS]