フランソワ・ミッテラン(François Maurice Marie Mitterrand, 1916年〜1996年)
フランスの政治家。大統領(任期1981年〜1995年)。
第五共和国最初の左派(社会党)大統領。2期14年にわたって務めた。企業の国有化や労働時間短縮、死刑廃止などで社会主義的性格も見せたが、基本的にはド・ゴール以来のフランス独自の大国としての立場を追及。
また、任期中に保守派が議会を制したために最初のコアビタシオン(保革共存政権)が成立した。
愛人が数十人いたが、フランスのマスメディアにはプライバシーは報じないという慣例があったので特に問題にならなかった。葬式における愛人の席順は遺言で指定されていたという。