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ミスターピンク

(スポーツ)
みすたーぴんく

 公営宇都宮競馬に所属していた内田利雄騎手の愛称。トレードカラーであるピンクの勝負服(桃、胴白星散らし)から、「Mr.PINK(ミスターピンク)」「ピンクの勝負師」と称される。

騎手・内田利雄

 内田利雄騎手は、1978年10月7日騎手デビュー以来、通算18128戦3039勝(2005年7月31日現在)の戦績を収めている元・北関東競馬のトップジョッキーである。栃木県競馬廃止後は、地方競馬のフリー騎手制度(地方競馬騎手免許が全国共通である以上、全国どこの地方競馬場でも騎乗できるようにする運用)の導入を提唱し、岩手県競馬への短期所属替(2005年6月25日〜8月16日)を皮切りに全国の地方競馬と海外マカオを転戦する股旅騎乗を続けている。
 1999年にはベラミロードとのコンビで北関東三冠の栄誉に輝く。ブライアンズロマンで1998年さくらんぼ記念(統一GIII)-上山、カッツミーで2002年ラジオたんぱ賞(GIII)を制するなど、精力的な騎手活動を続けている。NARグランプリ優秀騎手賞受賞歴は9年連続通算11回。
 2000年には松井秀喜(野球)、中村俊輔選手(サッカー)、畑山隆則(ボクシング)、曙(相撲)らと同時にプロスポーツ大賞功労賞を受賞しており、競馬界のみならずスポーツ界全体の見地からも高い評価を受けている。
 2007年からはマカオでも短期での騎乗を開始し、最初の滞在期間中に早くも重賞勝ち、更に2008年にはマカオホンコントロフィー(GI)を12番人気のSupreme Heroで制し、海外G1勝利を飾った。

ミュージシャン・Mr.PINK

 2000年8月からは、北関東の競馬イベントにも積極的に参加しているインディーズ・バンド「ひまわる」の臨時ボーカルRichard PINKとして音楽活動も開始しており、同年12月25日には「ひまわる&Mr.PINK」名義でデビューシングル「Magical PINK」をリリース。収録曲「あかね」では、愛する人への想いを切なくそして甘く歌い上げ、デビュー曲とはとても思えない歌唱力を披露した。また、同時収録の「PINKY PINKY」は一部のコアなファンの間でピンクの最高の応援歌として絶賛されているという。
 その後も、2001年3月26日に伝説のプロモーションビデオ「PINKY PINKY」をリリース。宇都宮競馬場のファンファーレをジミヘン(風)に奏でるギターをバックに、競馬場を舞台にした熱い思いとそれに応えるMr.PINKのドラマが盛り込まれるという構成が、各方面に衝撃を走らせた。
 2001年4月12日にリリースされた「ひまわる&Mr.PINK」名義2枚目のアルバム「謎だらけのポーカーゲーム」では、収録曲「Engage」においてギターに初挑戦。2002年2月17日のベラミロード引退式に合わせて「We never say good-byeベラミロード歓送歌」を発表するなど、Mr.PINKは音楽においても新境地を開拓し続けている。
 この間、新宿と宇都宮を拠点に精力的なライブ活動を年数回こなしており、2001年9月23日には冠協賛レース「ひまわる盃」とともに高崎競馬場ライブを実現させている。
 2003年11月25日には、NHK宇都宮放送局60周年記念と銘打った宇都宮競馬場ライブを実現させ、騎手としてのホームグラウンドで初演奏を果たした。これは、本業ミュージシャンにとっての日本武道館初ライブに匹敵するほどの金字塔といえよう。NHK総合テレビ「首都圏ネットワーク」での生演奏中継が国会中継延長で流れたのが惜しまれる。
 2004年8月2日には、宇都宮競馬・大井競馬友好イベント「サマーナイトジャズフェスタ」において、大井競馬場ライブを行なった。最近では、2005年8月16日に、ORO・PARK「夏競馬夕涼みの集い」イベントで盛岡競馬場ライブを挙行した。

語録

 「私、Mr.PINKですから。すべてがPINKだと思っていただけたら、細かい説明は要らない」(by リチャード)
 「ピンクを着こなせるのは、僕以外いない」(by Mr.PINK)

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