従来から存在する、マニュアルトランスミッション、1〜4(5・6)速とバックギアの組み合わせで走行する、乗用車・トラック・自動二輪車などの自動車。
オートマチックトランスミッションを搭載する(オートマ車)が一般的な存在になってきたため、特に区別するための呼称。
道路交通法の免許区分では、クラッチ操作が必要な車がMT車、不要な車がAT車となる。
そのため、クラッチレスマニュアルシフト車だと区分上はAT車となる。
日本やアメリカでは一部のスポーツカー系を除けば個人所有の乗用車では減少傾向で希少な存在になりつつあるが、ヨーロッパでは現在でもマニュアル車が主流である。
また、日本においても、大型路線バスや地方都市のタクシーでは、まだまだマニュアル車が見掛けられる。
シフトレバーの位置によって、フロアシフト(床式)・コラムシフト(ハンドルの脇のワイパーシフト側に設置)などの区別がある。