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マウリッツ

(読書)
まうりっつ

Maurits
1567年〜1625年。
オランダ総督。ナッサウ伯、オラニエ公。ユトレヒト同盟陸海軍総司令官。
父は暗殺されたオラニエ公ウィレム。父の死後に国務評議会議長に就任、さらにネーデルランド各州の総督を兼務。さらにユトレヒト同盟*1の軍事指導者として、いわゆる「軍事革命」と呼ばれる軍制改革を推進する。

1590年から1597年にかけて北部諸州からスペイン軍を撃退することに成功。その後、スペインの名将スピノラの反撃によってひとまず講和する。
休戦後のオランダで起きた政争を治めることができず、また1621年のスペインとの戦争再開後の軍事指導も上手く行かず、晩節を汚した。オランダのスペインからの真の独立は、彼の弟のフレデリック・ヘンドリックの任務となった。

*1:ネーデルラント北部諸州の対スペイン軍事同盟。ネーデルラント連邦共和国の元になった

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