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マイナスイオン

(サイエンス)
まいなすいおん

疑似科学用語

別名:空気イオン空気のビタミン
定義は明確ではないが、「空気中に存在する、何らかの要因(宇宙線、放射線、放電等)で電離したイオンのうち,マイナスに帯電したもの」と言われている。
空気の澄んだ森林や高原,滝の周辺などに多く存在するとなどといわれるが、森で測定すると逆にマイナスイオンは少なかったと結果を出した研究者もいる。
俗に「体内に取り込まれると,新陳代謝を促進し,心身をリラックスさせる効果がある」などといわれるが、実証に成功した研究者はいない。仮に効果が感じられたとしても、それはプラシーボ効果といえる。

なお、この文脈の『イオン』とは、水溶液中などに存在する『イオン』とは別のもの。

空気中のイオンとは気象学でも大気イオンとして組成等の研究がされるが、実証抜きに健康まで言及するようなものは疑似科学の世界となる。
マイナスイオン商品がブームとなっているのは、日本だけである。

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