Michael Cimino
映画監督、脚本家
建築家希望だったものの、演劇に興味を持ち、やがてドキュメンタリ製作の世界に入る。CM監督としてキャリアを積み、『サイレント・ランニング』の脚本で映画デビュー。『ダーティハリー2』の脚本がクリント・イーストウッドに気に入られ、『サンダーボルト』で監督デビュー。
1978年の『ディア・ハンター』でアカデミー作品賞、監督賞を受賞しスター監督となる。が、次作である1980年の『天国の門』が興行的にも批評的にも大失敗し、製作元のユナイテッド・アーティスツ倒産の原因となり、ハリウッドを追放される。1985年の『イヤー・オブ・ザ・ドラゴン』までブランクが空く原因となった。
2016年7月2日死去。享年77。
処女小説『ビッグ・ジェーン』のあとがきによると、『人間の条件』の映画化を進めていたらしい。