Paris Can Wait
誰にでも、人生の分かれ道はやって来る。アンの場合は、気がつけば、そこに立っていた。有名な映画プロデューサーだが、仕事以外のことは全て妻任せの夫のマイケルを支え、仕事に子育てに邁進し、自分ことはあとまわしにして生きてきた。そして、夫が大きな成功を収め、娘も学校を卒業した今、アンは「これからどうするの?」という問いを自らに投げかけたのだ。
そんな中、夫の仕事仲間のフランス人男性・ジャックと、カンヌからパリへと車で向かうことになる。7時間で到着するはずが、ジャックに魅力的なレストラン、コート・ダジュール地方の名所や遺跡へと案内され、単なる移動が小旅行へと変わっていく。美味しい食事にワイン、美しい景色、ジャックとのユーモアと機知に富んだ会話を味わううちに、生きることの喜びを取り戻していくアン。本当が何が好きで、どんな才能を秘めていたら、"忘れていた自分"と出会ったアンが見つけた、この先の人生の扉の開く鍵とは−?
(公式サイトより)
フランシス・フォード・コッポラの妻であるドキュメンタリー映画作家エレノア・コッポラの、自らの体験を基にした長編劇映画デビュー作。
*1:Rated PG for thematic elements, smoking and some language.