2017年にアメリカ合衆国副大統領に就任したマイク・ペンスが、自分に課している原則で「妻以外の女性とは二人きりにならない」と決めている、というもの。
そこから転じて、セクハラを避けるためのひとつの手段として、対異性に対してのルールとして注目された。
一方で、例えば取材などで、「男性政治家や官僚が、同じ男性の記者には一対一で会うこともあるが、異性の女性記者には一対一では会わない(女性政治家や官僚が…)も同じ」となることで、性別による待遇差が生まれ、それは平等ではない、という批判もある。
アメリカで大きな影響力を持ったキリスト教伝道師のビリー・グラハムも同じ原則を提唱し、「ビリー・グラハム・ルール」とも呼ばれる。
米国:ペンス副大統領、妻以外の女性と食事しないと話題に - 毎日新聞 https://mainichi.jp/articles/20170415/k00/00e/030/207000c
妻以外の女性とは一緒に食事しないのがルール−−。今月18日に初めて訪日するマイク・ペンス米副大統領(57)に関する米紙ワシントン・ポストの記事が話題になっている。
同紙によると、敬虔(けいけん)なクリスチャンのペンス氏は、カレン夫人(60)以外の女性とは2人だけで食事をしないと決めている。夫人と一緒でなければ、アルコールが出る行事にも出席しないのだという。
(略)
下院議員時代のインタビューでは、女性との関係がうわさにならないように、夜まで一緒に働くスタッフは男性に限っていたと明らかにしている。
ネット上ではさまざまな意見が飛び交い、「英国のメイ首相やドイツのメルケル首相とも2人では会えないのか」といった皮肉めいた反応も…(後略)
「妻以外と食事しない」 絶対MeTooされないルールが韓国で物議。けっきょく女性にマイナス? https://www.huffingtonpost.jp/2018/03/12/korea-pence-rule_a_23383036/
保守派クリスチャンの鑑、ペンス副大統領 https://bizseeds.net/articles/7
妻以外の女性と二人っきりにならない、マイク・ペンス副大統領最強説がふたたび。 pic.twitter.com/R9tUtYJrLv
— にゃほ (@Temp002a) 2018年4月19日