詩人・評論家。シャルル・ペロー(1628〜1703)Charles Perrault
フランスのパリで生まれました。父は法律家で、彼も弁護士になりましたが、ルイ14世の宮廷につかえ、王属建築総監としての職務の傍ら、アカデミー・フランセーズの会員としても活動していました。
当初は詩を書いていましたが、詩人として名声を得るようになると、散文に転じ、民衆の間で語り継がれている口承の昔話を文章化しようと思い立ったのです。
そして、1697年、民間伝承をもとに「童話集」*1を著します、このなかには「サンドリヨン(シンデレラ)」「青ひげ」 「赤頭巾」「眠れる森の美女」 など、現在でも有名な童話8編を収録していました。
*1:Histoires ou contes du temps passé, avec des moralités: Contes de ma mère l'Oye