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ベンジン

(サイエンス)
べんじん

benzine
原油から分留精製した揮発性の高い可燃性の液体。主として炭素数5〜10のアルカン(飽和炭化水素)からなる混合物である。沸点が低く(30 - 150℃)、引火しやすい。
ベンゼンとは全く別のもの。
日本工業規格(JIS)では、ベンジン類について、工業ガソリン1号、石油エーテル、石油ベンジン、リグロインの4種類に分類されており、消防法上はいずれもガソリンに該当し、危険物第4類・第1石油類・危険等級IIとして取り扱われる。
一般に「ベンジン」と呼ばれているのは、工業ガソリン1号であり、染み抜きなどの溶剤や機械の洗浄などに使われる。また、ハクキンカイロなどの懐炉の燃料として利用される。市販されているベンジンには懐炉用としみ抜き用とがあるが、しみ抜き用のものは懐炉には使用できず、逆に懐炉用はしみ抜き、シール剥がしにも使用できる。

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