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ベクトル空間

(サイエンス)
べくとるくうかん

(数学)

[定義]
集合Vと集合K(その要素は4則演算可能→体.)が以下の公理をみたすとき
Vを体K上のベクトル空間と呼び,Vの元をベクトルと呼ぶ.

Vの任意の元a,bと,Kの任意の元λ(スカラー)に対し,和:a+b,と スカラー倍:λaが定義されており,それらはまたVに属する.

  • 和とスカラー倍の公理

a,b,cをVの任意の元,λ,μをKの任意の元とする.

  1. a+b=b+a  :和の交換法則
  2. (a+b)+c=a+(b+c)   :和の結合法則
  3. a+0=aとなる元0の存在   :ゼロベクトルの存在(零元
  4. a+a'=0となる元a'の存在  :逆ベクトルの存在(逆元)
  5. λ(a+b)=λa+λb   :左分配法則
  6. (λ+μ)a=λa+μa   :右分配法則
  7. λ(μa)=(λμ)a   :スカラー倍の結合法則
  8. 1a=aとなる要素1の存在(1はKの単位元


*リスト:リスト::数学関連

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