日産自動車の普通乗用車。
1990年にこれまでのオースター/スタンザに代わって初代モデルのP10型が発売。さながらヨーロッパ車を彷彿とさせる堅い足回りからくる高レベルな走りは当時の国産FFセダンのトップクラスだった。
また、1994年にはイギリス・サンダーランド工場で生産された5ドアハッチバックが追加設定され、2代目・P11型にも用意された。
1995年にモデルチェンジされた2代目・P11型は、先代・P10型を正常進化させたスタイリングで、一時期は「カミノ」という兄弟モデルも用意され、1997年にワゴン、翌年には「SR20VE」型VVLエンジンとCVT(6速マニュアルモード付き)を搭載したスポーツグレードが追加された。
2001年には3ナンバーサイズとなった3代目・P12型にモデルチェンジ。その斬新なスタイリングは後の日産車のデザインに大きな影響を与え、同年には「SR20VE」型VVLエンジンと6速マニュアルミッションのスポーツグレード「20V」が追加され、2005年まで生産された。
画像の車は平成15年式の3代目・P12型セダン20L。
リーガ・エスパニョーラやアルゼンチンリーグ、メキシカンサッカーリーグなどのトップリーグの事。
正確には「プリメーラ・ディビシオン」。