プリアンプとメインアンプなどを一つの筐体に収めたアンプ。
同じ様なアンプなら重い方が良い。 本当か? 今更、いや、中古でゴロゴロある今だからこの2年ほどの間に色々聴いた。同時試聴しているわけではないので音質の印象は寸評、独断。 結論から書くと重さは絶対条件ではない。今時は軽いデジタルアンプで音を楽しむ人も多いから当然の結論。けれど、部品がぎっしりで重い(主に電源にお金かかってる)方が「強い」とは思った。中古相場は人気による差があるけど音質には人気程の差が無いと思うから「現状で良い状態の個体」優先だな。 ざっくりとした一応の比較条件を。 1980年代に入るとモデルチェンジのサイクルも早くサンスイなんて毎年新型になっていたので条件を決めないと対象が多すぎ…
パナソニック SU-V900。1989年、79800円、21Kg。 パナソニックブランドの始まりの頃のアンプで、テクニクスとブランドを使い分けしてるけど、それぞれの機種が狙う購買層ごとにラインナップしていて住み分けは曖昧、特に中級クラスは機種も価格もオーバーラップし複雑。 このSU-V900は激戦価格帯に大メーカーならではの後出しジャンケンで投入した、新ブランドを印象付けるための採算度外視お買い得モデルと感じる。 SU-V900 パナソニック カバーを外してレイアウトを見ると整然とギッシリ詰まっている。 フラッグシップ(?)の上位機種SU-MA10にはDAコンバーター内蔵で価格差約3万円だが今…
時代の違う機材の組み合わせ、時代が変われば常識も変わる。 先日、これまで好調だったプリメインアンプのプロテクターが外れなかった。電源を入れなおす事3回で復帰。参考までにアンプはパイオニアA-150D。 原因は先日つないだLo-D FT-620と推測したのだがその後症状が再現しない。 Lo-D FT-620 チューナー - 音遊び~オーディオのブログ 簡単な計測をしながら考察する。 チューナー出力のDC漏れを測ってみる 出力が2系統あるので、使っていないバリアブル出力をRCAケーブルで前に引っ張り出しテスターで確認。 電源ON直後のFT-620の出力にDCが出る、電源OFF時直後は逆の電圧が出る…
謹賀新年。 このブログが皆さんの正月の暇つぶしになっていたなら幸いです、ありがとうございます。 年末年始は何かと多忙で5日にブログ開いたらグループランキングトップ???もっと早く気づいて喜びの時間を長く味わうべきだったな。1位の余韻があるのか今週も2位なので充分うれしいけど。 さて、本題。パイオニアA-200 以前入手失敗したが、音は気に入ったので出っぱなしらしき物を見つけて勝負! 出品者はオーディオ専業ではなくリサイクルショップ。変に弄り回されていない物が多いけど完全ジャンクの場合もあるので「勝負」となる。音は出ました、という説明と写真で内部に埃が見えたのが決め手(笑)。 参考までにオーディ…
オンキョーの798。1988年のモデルで、光駆動方式という良くわからない回路を採用。 重量ではトップクラスだが、中身が重いのではなくシャシー(及び補強)が重いというソニーと同じようなタイプ。 A-817EX 動作確認中 音質はソニーとは対極かな。 厚みは無いが中高音がクリアーで余韻も綺麗。低域も厚みはなく、ここはパワー感がもう少し欲しいけど、解像度はありキレが良いけれど厚みがないのでキレキレには感じないのが残念。 中を掃除がてら観察するとプリ基盤に部品が付いていない一画があるので、上位機種と共用なのだろう。 重くないと売れなかったから無理やり重くした、というアンプだけど、この繊細でクリアーな音…
と言っても一年前の話。販売時はあまり人気がなかったようで出回っている中古は少ない。 小音量でも音のコントラストは良好 WXC-50とSTA-9の組み合わせで主にPMC Twenty5.23を鳴らしていて音には不満はなかったけど、WXC-50でのボリューム操作がやりにくくてストレス。iPhoneアプリからのボリューム操作は電話機能と音量設定を混同してしまうしデリケートな調整がやりにくい。WXC-50本体ダイヤルはグラグラ。フォノイコを別途買わないとレコードが聴けないし、場所の問題から機器の数を増やしたくない。という事でプリメインアンプへの移行を検討開始。 要件は以下の通り。 MM/MCフォノイコ…
更に追記 2023.12.20 このアンプいいです。実にわたしの好みに馴染んできました。使用時間の増大にともなって、どんどん音がよく馴染んできてます。どんどんいい音で鳴ってきています。それが実感です。 当初、ジャズは雰囲気的に合わないなあと感じたのですが、今ではやみつきになりました。それも、フラットに、直「ソースダイレクトモード」で聴いています。これが一番いいです。最初からこのモードでジャズも聴けばよかったのです。クラシック音楽でも、ジャズでも。もう、これ一本で行けます。実によく鳴っています。 すぐにまたこのアンプで聴きたくなるので、たまりません。今、ソニー・ロリンズの「ワーク・タイム」を聴い…
我が家の家族のためのアンプ。 AP-505なんかのアンバーな色のメーターよりこちらがモダンで好き ■筐体の大きさ 小さくて高品質で緻密なものが好きという日本人的感性に刺さる。もちろん私もその感性を持っていると自認している。 TEACのリファレンスシリーズは501系からスタート。初期の頃はオーディオ好きのサブ機、デスクトップオーディオ、ヘッドホンユーザがターゲットだったのだろうか。そこから503系、505系へ行くに従って段々マニアックな路線が強化されてオーディオ好きのサブ機じゃなくてメイン機になり得るレベルにまで到達。 日本の住宅事情ではTVが液晶となり厚みがブラウン管時代からすると激薄に。する…
月日が経つのは早いもので、ガッツリ4年ほど放置しました(+_+) さて、昨今の電気代。 ・・・ヤヴァいですね! 円安でさらに追撃され、どうしたもんでしょう。 現実逃避して踊ってみましたが、何も解決しなかった為、ここは堅実に 節電 (S E T S U D E N) !! することにします。 今回のリストラ対象はオーディオ機器。DENONのプリメインアンプ「PMA-S10IIILimited」さん。 古いけどお気に入りなんですよね。前に修理して記事にしたことも。ですが消費電力が激しすぎる為、稼働頻度を下げることにします。 代わりに用意したのが、S10IIILの上に乗ってるちっさいアンプ「PH-A…
右チャンネルからの出音不良が再発したため水洗いを今一度施したトリオ(TRIO)のプリメインアンプKA-5300は、幸いその後調子よく鳴ってくれている。 これを聴き始めてから、気が付くといつの間にか一月近くが経過しており、エージングも一通り済んだであろうから、ここでまたその主な仕様および音質についての個人的印象を記しておきたい。 ――と考えて先ずネットで発売年などを調べたのだが、人気のないモデルだったのか、ほとんど情報を得ることができなかった。 しかし、これと並行して1980年を挟んだ時期のオーディオ情報誌も一冊手元に置いておきたいと探していたところ、1978年10月発行の「FMレコパル増刊号」…
東芝が作ったMOS FETであり、サンスイの高級プリメインアンプ、パワーアンプの採用されていた。 伝達特性を見るとドレイン電流が温度に対して正の係数となっている。3.7Aくらいで0の係数になるので小さいアンプの場合は警戒しないといけない。最近作ったアンプでは30mAに設定して聴いていたところ、目を離した隙に熱々になっていた。温度補償が必要かもしれない。
kanose.hateblo.jp 加野瀬さんの中華イヤホンおすすめ記事に「ナイスエントリ!AIYIMA H2 miniもいいよ!!」とブコメ付けてたら、「花見川さんも書きましょう!」と言われたので書かざるをえまい。 AIYIMA H2 miniを知らなかったので紹介しておきます! あと、スペシャルサンクス的に花見川さんの名前入れるのを忘れてました。花見川さんもぜひお勧めイヤホン記事を書いて欲しいですよ— 加野瀬未友 (@kanose) 2024年3月28日 はじめに DAISO 7301 ¥550 DAISO本気の初代ハイレゾ DAISO 6071 ¥550 中高音と解像度に寄せた二代目ハイ…
こちら駅構内に掲示してあるマンションの広告写真です。 拡大します。アンプとプレーヤーが気になります。 暇に任せて調べてみました。 プリメインアンプは、ラックス。すぐ分かるデザインですが、SQ-505X/507X L-504/507/505Vのいずれか。パネルデザインが基本的に共通なので、決めかねます。 レコードプレーヤーは、ビクター。ターンテーブルはTT-81と思いきや、細かい配置から推察しまして、上級機のTT-101を純正キャビネットに入れたものと推理。アームもビクターと思います。 分からないのが、真空管アンプ。プリメインアンプがあるのでパワーアンプは不要なのですが、サブ的に真空管のパワーア…
Technicsのコアキシャルスピーカー「SB-RX30」を入手した。ウーファーエッジの復旧を主な作業として、まともに音が出るように調整した。その所感。 ※ この記事は、前後編の後編にあたるものです。 ※ 前編は下記より↓ morning-sneeze.hatenablog.com 整備 スピーカーエッジの張替え 清掃 塗装 ディバイディングネットワークの刷新 新ケーブル コネクターユニットの換装 エンクロージャー内部の吸音 音 まとめ
3月5日、オーディオの修理を専門におこなっている友人宅のPCの具合を見に行く予定があったので、借りていた LINN Selekt DSM-SA を持って訪れる。電話では聞いていたけど友人から詳しく話しを聞く事に。 LINNの営業さんから デモ機Selekt DSM-SAのDACを Katalyst DAC にグレードアップするので良かったらそれも聴いて デモ機で良かったら電源を Utopik に無償でグレードアップして譲る事ができる 所有している MAJIK DSM/4 を下取りする デモ機を購入する場合、DACをノーマルのままでも良いしKatalyst DACにグレードアップしても良い、とり…
オーレックスのミニスピーカー「SS-S1W」を入手し、主に外装を調整して小綺麗にしてみた。その所感。 ※ この記事は、前後編の前編にあたるものです。 初AUREX 外観 整備前の音 内部 開封 バッフルプレート ドライバー ツイーター ウーファー エンクロージャー内部 ディバイディングネットワーク 後編へ続く
新築成ったウイッチさんの新居を拝見がてら新しいオーディオルームの音を聞かせて戴くと言うことでミーさん共々ご招待を戴いた。さて現地に着いたはずだが何だか辺りの感じが違う。確かここに空き地があったはずがコインランドリーが出来ている。おっかしいなあ、昨年ウイッチさんの家が建築中の際は無かったはずだが。 目の前の新築の家を見ると表札が出てないのでウイッチさんの家と確かめるべくもない。チャイムを鳴らしてもいいけど、間違うと失礼だから取り敢えず辺りを1周してみる。しかし、やはりそれらしい家は無いので、また元いた場所に来てスマホで呼び出してみる。直ぐにウイッチさんが出てくれて玄関で手招きしている。やれ嬉しや…
2024年7月1日よりマランツ価格改定 それにしても約3割の値上げです。ちょっと想定外です。 MODEL 50もそのうち値上げされるのかな?良いタイミングで購入しました。 品名 モデル名 現行価格(税込) 新価格(税込) プリメインアンプ MODEL 30(N/B) 327,800円 418,000円 ネットワークSACDプレーヤー SACD 30n(N/B) 327,800円 418,000円 プリメインアンプ MODEL 40n(N/B) 286,000円 385,000円
こんばんは、Tomです。今日は昨日と打って変わって朝からお天気で比較的暖かくなり、過ごしやすい一日でした。明日は曇りの予報ですが、最高気温は9℃まで上がるようですので、そこそこの天気ですね。 さて、先日からTEACのオープンデッキ、その後LUXMANのプリメインアンプの修理が連続しました。それも先週末の土曜日に終了しましたので、日曜日は修理する時に台座にしている板の改善を行いました。たかが1枚の板ですが、すこし改善するだけでとても使いやすくなりました。1.修理の時に台座にしている板 これが修理の時に台座にしている板です。1~2年前に汚れたのでサンダーで磨き、ウレタンニスで塗装しました。 しかし…
こんばんは、Tomです。今日は寒かったですね~。南岸低気圧で冷たい風が吹き荒れていました。なので体感温度は、気温よりも寒かったです。でも、明日はお天気になり、最高気温も8℃迄上がりますので、少し過ごしやすくなると思います。 さて、この所毎日修理の話ですが、今日はダメ押しで『LUXMAN プリメインアンプ L-507の修理』の話です。今日はいよいよFINALとなり、動作確認を行った後、仕上げを行います。接点は全て綺麗になり、電解コンデンサは全て交換しています。そして外も中もピッカピカになり、新品同様のアンプに生まれ変わりました。1.動作確認 前回ですべての電解コンデンサは新品となり、組付けを行い…
こんばんは、Tomです。今日は最低気温2℃、そして最高気温は8℃とまずまずの天気でしたが、午前中は曇りで少し肌寒かったです。でも、午後は晴れ上がり、家の中にいるとだいぶ暖かかったです。明日は南岸低気圧の影響で雪が降るかもしれません。 さて、今日の記事も昨日に引き続き『LUXMAN プリメインアンプ L-507の修理』で、今回はその7となります。前回は、プリアンプの大きな基板の電解コンデンサを交換し、このアンプの電解コンデンサの交換はすべて完了しました。今回は接点の清掃とACコンセントをインレットに交換し、最後に組付けます。1.プリアンプ基板の接点の洗浄 前回でプリアンプ基板の電解コンデンサの交…
こんばんは、Tomです。今日は昨日と同じように寒い日でした。朝から寒くて、なかなか気温が上がらない状態です。さて、三連休もあり、この所修理の記事はお休みしておりましたが、今回は修理の記事に戻り、『LUXMAN プリメインアンプ L-507の修理』で、その5をレポートします。前回はプリアンプ基板以外の電解コンデンサの交換が終わりました。そこで今回はいよいよ規模の大きなプリアンプ基板の電解コンデンサの交換の話です。Tomオリジナルの手法を用いて、電解コンデンサの位置を半田面から特定する方法で作業した所、ほぼ100%的中し、楽に電解コンデンサを交換する事が出来ました。1.プリアンプ基板の電解コンデン…
1978年に55000円、小さな高級機。 多分レアもの、売れていないでしょう、こういう物は。 テクニクスのコンサイスコンポにも小さなプリアンプがあるけど、さらに小さくさらに高価。フェイスパネルの意匠は斬新なダイヤトーンに対してオーソドックスなテクニクス。発売はこちらの方が早そうなので、マネシタ電器のほうが後出し、か?(笑) 小さなメーカーと同じカテゴリーに安く作った物を投入してシェアを奪う、大手ならではの余裕の戦略ですね。 ダイヤトーン M-P01 プッシュスイッチを多用した独特なデザインで、ボリューム以外丸い物が無い。同じような印象を持つアキュフェーズのC-240も調べてみたら同じ1978年…
ミジンコの仮想アース、メルカリで安い買えやコラー、とロック氏のお言葉、1個13000,2個 23000、これは安いただに等しい、ただ路銀が乏いので考え中、何とか夜入しましたが、翌朝には十何個もあったHARMONIZERは完売していました。 同じ人から購入した、HARMONIZER、USB Bタイプ、電源コンセントタイプ 購入者ロック氏、聞き比べですhamakitune購入分は来ていません 上から、プリアンプ、DAC、パワーアンプ(Nmode吉田苑加工でパワーアンプとなります) 結果、プリアンプが一番良かったです 1番残念だったDAC 高音が出すぎ、10分後久々に耳に来ました プリアンプ裏、アー…