大規模〜中規模のオールジャンルの同人誌即売会において、場所・事務手続きなどを主催に代行させつつ、任意の小規模の特定ジャンルを積極的に広報、告知して集め、擬似的オンリーイベントをオールジャンル同人誌即売会の中で開催する同人誌即売会の形態。
別名:ヤドカリオンリーなど。
同人誌即売会業界においては、コミックシティの主催団体である赤ブーブー通信社が最初に始め、その後他のオールジャンルイベントに波及した。
オンリーイベントを開くには金銭・事務手続きの他スタッフの招集など多大な負荷がかかるため、小規模ジャンルではサークルが集まりにくく赤字の危険がある、ノウハウがある者が周りにおらず主催に踏み切れないなどの実情もあり、特に女性向けのジャンルでは一般的な形態として普及している。
また、地方ではオールジャンルイベントだけでは参加者を集めにくいため、東方Projectや艦隊これくしょんなどの人気ジャンルを最初からプチオンリーとして併設するなどの形態も見られる。
コミティア(東京)にはよく似た形態の「部活動」が存在するが、プチオンリーほどのイベント主催側に対する部活動主催側の独立性や優遇措置はない。