Amazonプライム・ビデオで『市子』を観た。正直コンディションがよくなくて、序盤にある子役のパートがぜんぶなくてもギリ成り立つんじゃないかとか、そういう態度をとってしまった。鑑賞したのがちょっと意地になって小説を書いていた日で、なにを切るとかなにが足りないとかもんもんと考える癖がとうとう切り離せなかったのだ。また今度観ようと思います。ただ、杉咲花がこんなにうまい人だとは思わなかった。この悲劇を生んだ背景にある、膝から崩れ落ちるほどくだらない諸々への怒りは湧く。 乗代雄介の『皆のあらばしり』読んだ。部活で地元の歴史を研究している高校生が、謎の関西弁男に声をかけられ、謎の書物『皆のあらばしり』に…