今回は、1989年近鉄(1位)とオリックス(2位)のパリーグCSを予想していきたいと思います。 この年の近鉄は4月、チームは勝ち越しスタートを切り、前半戦では首位のオリックスに2位でターン。球宴時点では5.0差でしたが、8月には2度の4連勝で一気に首位に。 しかし、その後は西武も浮上し、三つ巴の接戦となりました。一時は3位に後退したものの、勝負どころの最終盤で一発攻勢を仕掛け、激しい混戦の末に9年ぶりの優勝を果たしました。 主砲ブライアントは49本塁打を叩き出し、121打点で本塁打王とMVPに。投手陣では、エースの阿波野が19勝を挙げて最多勝を獲得し、小野が12勝、山崎が9勝という三本柱が存在…