ニコラ・ブルバキ (Nicolas Bourbaki, 1934年 - ) .フランスの数学者集団のペンネーム。
公理的・論理的に現代数学を構成するというスタイル(ブルバキスタイル)を啓蒙し、現代数学にさらなる厳密性を導入した。
初期のメンバー*1はアンドレ・ヴェイユを中心にしてほとんどはフランスの超エリート校ENSの出身者であった.初期のメンバーは、ヴェイユ、アンリ・カルタン、クロード・シュヴァレー、デルサルト、ディユドネら(後にグロタンディエク、セール、サージ・ラングやシュワルツなどの一流数学者も加わる).
年に3回、セミネール・ブルバキをパリで開催し専門家に依頼して数学各分野の成果を整理した形で報告してもらい、その報告要旨を出版している.
「数学原論」(Éléments de Mathématique)の編纂に携わった。
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*1:構成員は50歳を定年とするため、何度か変わり、フランス人以外も参加するようになる