「英国以上に英国的な」と形容される州都ビクトリアのあるカナダ西端の州。
諸島部、沿岸部、山岳部で構成され、農林水産業、観光業、鉱業が外貨収入の主力である。
1999年香港返還の際、多くの中国人移民が流れ込み、カナダ一地価が高いバンクーバーの万博跡地をも買い尽くしてしまったため、バブル経済が起こった。
調子の乗った当時の州政府は福祉を等閑に建設、造船等に湯水のように予算を使ったおかげで簡単にバブルが弾けて赤字転落。あえなく財政難のため州税と公共料金の大幅値上げ、公的光熱機関の民営化、余剰資産の処分を余儀なくされた。
ハワイで飲酒運転をして捕まった挙句、開き直ったためにサスカチュワンの大学で飲酒運転禁止キャンペーンのポスターに登場したユニークな首相もいた州でもある。