ハンガリー中央部のドナウ川西岸の都市。ローマ帝国時代、この都市は「ブダ」と呼ばれ、下パンノニアの中心地として栄えた。中世、ハンガリー王国の中心の一つとなったが、13世紀にモンゴル軍に破壊された。その後、国王ベーラ4世によって「ブダ」南方の城丘に新都市が建設されると、この都市が「ブダ」と呼ばれるようになり、元の「ブダ」は「オーブダ(古いブダ)」と呼ばれるようになった。 ローマ帝国の駐屯地 マジャル人の定住 イシュトヴァーンの都市建設 モンゴルの侵攻 14世紀のオーブダ 参考文献 ローマ帝国の駐屯地 ローマ帝国はドナウ川を国境とし、川の西岸に国境防衛のための兵士駐屯所、監視塔などを作り、川の対岸に…