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フレンチ・インディアン戦争

(一般)
ふれんちいんでぃあんせんそう

フレンチ・インディアン戦争
1754年〜1763年
対象国:カナダ東部〜アメリカ北東部
七年戦争の北米戦線版。北米大陸の覇権を巡る英仏の抗争の最終局面。

あらすじ

18世紀、イギリスの新大陸植民地化は急速に進み、ジョージア植民地建設(1733年)で、13植民地が出揃った。同時期、フランスもルイジアナケベックを拠点に北アメリカに進出していたので、英仏両勢力の対立は深刻化した。英仏の勢力がとりわけ激しく対立したのは、セントローレンス川、五大湖、オハイオ川、ミシシッピ川がほぼ結びつくアパラチア山脈以西の地域であった。

1754年にこの地で英仏の武力衝突が生じた。フランス側は多くのインディアン部族と同盟を結ぶ一方、オハイオ川流域に砦を築き、イギリスの進出を阻止する構えをみせた。そのため、イギリスはフランスや彼らと同盟を結ぶインディアンと戦ったため、この戦争をフレンチ・インディアン戦争と呼ぶことになった。
戦況は一進一退であったが、戦争の後半期にはイギリス本国からの来援部隊が到着し、イギリス軍が勝利した。この戦争後、フランスの勢力は北アメリカから一掃された*1ため、イギリス植民地はフランスの脅威がなくなったことにより、急速に独立運動へと傾斜していくことになった。

最近の映画では、ラスト・オブ・モヒカン 1992年(112分) the Last of the Mohicansによって現されている。

*1:遥かミシシッピーの彼方に存在していたルイジアナ植民地もスペインに譲渡された

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