英国の作家。1938年、ケント州生まれ。
英空軍を経てジャーナリストとなり、1961年からロイター通信、1965年からBBCに勤務。1967年にビアフラ戦争を取材。1968年にBBCを退社し、1969年に「ビアフラ物語」を出版。以後フィクションに転じ、1971年に初の長編小説「ジャッカルの日」(1973年に映画化)を出版。
代表的な著作に「オデッサ・ファイル」(1972年。1974年に映画化)、「戦争の犬たち」(1974年。1981年に映画化)、「悪魔の選択」(1979年)、「神の拳」(1994年)、「イコン」(1996年)など。
作品は、綿密な取材に基づいた詳細な描写が特徴である。