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フルコンタクト

(スポーツ)
ふるこんたくと

格闘技(主に空手)のスタイルのひとつで、素手で直接打撃を与え合うもの。
空手の世界における打撃スタイルをフルコンタクト中心に考えると、現在では大きく四つに分けられそうである。

  • ノンコンタクト(防具をつけず、打撃直前に突き蹴りを引く。急所以外の軽い打撃、意図せぬ偶然の打撃はほぼokなので、怪我は最も多い。「伝統派」の『松濤館』『糸東流』『剛柔流』『和道流』4大流派が中心)
  • セミコンタクト(頭部、胴部などに防具をつけて直接打撃を行う。伝統派各派の流れをくむが、安全重視でローキックには制限があることも。「防具空手」「硬式空手」などの名がある。『錬心館』が最大会派)
  • フルコンタクト(防具をつけない直接打撃制。蹴り以外の顔面打撃は原則禁止だが、顔面防具を着用してokにする場合もある。空手草創期から研究されていたが、伝統派の全国団体である全空連がノンコンタクト・ルールを採用したため傍流になった。その後『極真会館』が全面的に採用し、世界に普及した)
  • グローブ空手(グローブをつけ、顔面ok。顔面防具は規定によって着用する場合もある。K-1の『正道会館』、キックボクシングやムエタイと交流している新空手、寝技もある「空道」こと『大道塾』など多種多様)

なお、『首里手』『泊手』『那覇手』といった「古流空手」は、会派や道場によって組手の形式が異なり、一概には言えない(組手試合自体を行わないところもある)。

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