Friedrich Engels(1820年11月28日〜1895年8月5日)
ドイツの思想家・経済学者・哲学者。カール・マルクスと協力してマルクス主義、科学的社会主義、弁証法的唯物論の世界観を構築したことで有名。
若い頃から社会運動に関心があり、1842年にはヘーゲル左派の立場からシェリング批判を展開した「シェリングとその啓示」を著した。
1844年にマルクスと出会い、「聖家族」や「ドイツイデオロギー」を著している。1848年に共産主義同盟を結成、「共産党宣言」を出して革命運動を遂行、敗北の後イギリスに渡り、第一インターナショナルを組織、マルクスを支援して「資本論」の完成に寄与した。
他に著作としては「家族・私有財産・国家の起源」や「反デューリング論」などがある。