フリッカー現象とは光の点滅のことで、蛍光灯やネオン光源など交流電源で発光する物体を撮影すると現れる縞模様のことです。交流は東日本では50Hz,西日本では60Hzなので点滅間隔はそれぞれ1秒間に100回と120回です。かつてのブラウン管式テレビなど走査線を用いた光源でもリフレッシュレート(垂直同期周波数)によって出現します。 そのため蛍光灯下で写真撮影する場合はそれより長いシャッター速度が必要で実質的に1/50秒程度のシャッター速度が必要でした。フリッカーは普段気にならなくても状況によっては体調を崩すきっかけになります。 点滅自体は避けられないもののより高速にして連続点灯に近いものにするのがイン…