Hatena Blog Tags

フェード現象

(サイエンス)
ふぇーどげんしょう

:交通用語
ディスクブレーキで、ハードブレーキングを繰り返したり、長い時間ブレーキを引きずるなどした場合に、パッドの表面が熱によって溶け、ロータとの摩擦力が無くなってしまう状態(熱フェード)*1
また、水たまりなどを走行した場合に、ロータとパッドの間に水が入って同じような状況になるのをウォーターフェードと言う。

ベーパーロックと違いブレーキペダルのタッチは正常のままだが、ブレーキの効きが極端に悪くなる様に感じる。
熱フェードの場合、対処方法は一旦止めてブレーキを冷却するしかない。
ウォーターフェードの場合、逆にしばらくブレーキを引きずる様にして内部の水を蒸発させる。

一度熱フェードを起こしたパッドは表面に「焼きが入った」状態になり、性能が変わる(一般的には劣化する)ことが多い。

関連語:ベーパーロック

*1:ドラムブレーキの場合も、ライニングとドラムの間で同じことが起きる

このタグの解説についてこの解説文は、すでに終了したサービス「はてなキーワード」内で有志のユーザーが作成・編集した内容に基づいています。その正確性や網羅性をはてなが保証するものではありません。問題のある記述を発見した場合には、お問い合わせフォームよりご連絡ください。

関連ブログ