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フィヒテ

(社会)
ふぃひて

1762-1814 哲学者。ドイツ観念論者達の一人であると、一般には、される。
…西洋哲学史の中でも、最も自我に多く悩んで居た「悩み多き者」の一人に数えられようけれど、一般には「ドイツ国民に告ぐ」〔1808〕と言う名の演説を行った、「近代国民国家」を称揚する「ナショナリスト」ととしての側面ばかりが強調されているのが少なくともこの国の現状である。

ところで主著は1794年に完成した『全知識学の基礎』ということになっているが、彼はこの自らの「知識学」について、何度にも亙り講義を繰り返しているので、ホントのところはどれが主著であるかは分からない、と言うべきではなかろうか?
後期の講義や著作では、前期に於いて自我が強調されていたのだが、神や〈絶対者〉についての論及が多くなっている、らしい。
他の著書に、『あらゆる啓示の批判の試み』〔1792〕『自然法論』等がある。
→事行、〈無神論論争〉、知識学、自己意識、意識。

理性の復権―フィヒテとシェリングの哲学体系の差異

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全知識学の基礎 下巻 (岩波文庫)

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全知識学の基礎 上巻 (岩波文庫)

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浄福なる生への導き (平凡社ライブラリー)

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ドイツ観念論の哲学〈第1部〉フィヒテ、シェリング、ロマン主義

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イエナの悲劇―カント、ゲーテ、シラーとフィヒテをめぐるドイツ哲学の旅 (丸善ブックス)

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世界の名著 43 フィヒテ/シェリング (中公バックス)

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フィヒテ研究〈第7号〉

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フィヒテ研究 (創刊号)

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フィヒテ研究〈第8号(2000年)〉

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フィヒテ‐シェリング往復書簡 (叢書・ウニベルシタス)

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フィヒテ『全知識学の基礎』の研究

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フィヒテ全集 (補巻)

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フィヒテ (1953年) (西哲叢書〈第16〉)

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フィヒテ (1947年) (西哲叢書〈第16〉)

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フィヒテ哲学とシェリング哲学 (昭和18年)

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フィヒテ妻への手紙 (1949年) (アテネ文庫〈第72〉)

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フィヒテ (1937年) (西哲叢書〈第16〉)

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フィヒテ (1949年)

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