小人の一族。 指先から肩肘の長さを意味する言葉が由来。 ナイル川の水源の近くに住んでいた。一説にはインドとの情報もあり。 ホメロスによれば毎年冬が近づくとピグミーが戦争の準備を始めた。 というのも冬には鶴がやってきて収穫前の小麦を食べてしまうからであった。 特徴的な彼らは様々な芸術においても取り上げられた。 ある話ではピグミー達は眠っていたヘラクレスへと進撃を始めたが、ヘラクレスは獅子の毛皮でできた着物でピグミー達を包み込むとエウリュステテウスのところへ連れて行ったという。 【出典】『ギリシア神話』 【関連用語】ヘラクレス、エウリュステテウス 【補足】 ピグミーはギリシア神話ではある一部族を指…