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ビテュニア

(地理)
びてゅにあ

Bithynia

アナトリア半島の北部の沿岸地域の旧称。主に古代史の領域で用いられる。
黒海に面した地域には港湾があって交易の拠点となり、その他の資源にも恵まれた土地だった。
ディアドコイ戦争の混乱に乗じて独立した王国となる。
有力な王国であったが、近隣のポントスの圧迫を受け、(最後の王となる)ニコメデスは一時王座を失うが、ローマの支援により再興する。
その後、紀元前74年にニコメデス王は後継者のないまま亡くなり、遺言によって王国はローマに対して遺贈され、その属州となった。

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