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パーフェクト・ソルジャー

(アニメ)
ぱーふぇくとそるじゃー

主にPSと略される。戦場で理想的な能力を発揮出来るように、肉体や脳神経に人為的な処理を施された兵士。一種の改造人間(サイボーグ)である。主にAT搭乗員としての能力を高められ、その能力は一般人とは比べ物にならぬほど優秀である。百年戦争後期にギルガメス軍及びバララント軍で次期戦略兵器として注目、開発された。
ギルガメス側のPSは、特にメルキアのPS計画において先進の研究が進められた。その内容は、改造用人体を受精卵の状態から一切の脳活動を停止させた状態で育成し、その間に脳や神経或いは筋肉の再処理を行う。その後、素体が成人すると兵士としての知識や戦闘衝動を潜在意識に刷り込み、その能力を遺伝的に定着させて覚醒。更に各種のレクチャーを施して完成に到る。この過程にある被験者の身体は特に“素体”と呼ばれる。その完成体は、強靱な肉体と並外れた反射神経、そして潜在意識にまで浸透した軍への忠誠心などを所有する、正に「完全なる兵士」と呼ぶに相応しい存在である。だが、身体機能の維持のため定期的にヂヂリウムの照射が必要であり、また寿命が2年しかないなど問題も多い。
因みにギルガメス側PSの製造法については、成人した人間を被験者として、記憶を抹消した上で脳や神経に手術を施されるという説もあるが、未確認である。
ギルガメスによって開発された完成直前の素体は、秘密結社強奪された後も同組織によって開発が続行された。そして奪った素体を完成させたのがプロトワンとイプシロンである。秘密結社では最終的にこの2体をクローン技術により量産し、軍に転売する計画であったらしい。こうして一応は完成したPSであるが、その後のテストで情緒面などに問題があることが判明する。
一方、それに対してバララント側では成人した通常の人体を後天的に改造、各種補助機器を体内に埋め込み、それらをAT等の機械類に接続して能力を発揮する方式を採用している。遺伝子操作による生体兵器という側面が強いギルガメス側PSに対して、バララント側PSはあくまでも後天的人体改造を前提としたサイボーグ兵士という性格が強い。この方式で完成したのがニーヴァである。この方式においても、情緒面での不安定さは克服し難い問題として残った。被験者ニーヴァは秘密テストを行っていたメルキアのア・コバ市で暴走、随伴したテストチームを皆殺しにしている。
どちらの方式のパーフェクト・ソルジャーも幾多の障害を克服できず、大量生産には至らなかったようである。
 

参考URL: 「Armored Homepage」

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