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パラレル

(コンピュータ)
ぱられる

本来の意味

通信方式の一つ。シリアルの対義語。
並行する複数の信号線で同時に情報を送るので「パラレル」という。
例えば8bitのデータを転送する場合、8本の線に対して同時に0/1の情報を流すことで、1クロック辺り8bitの情報を転送することが出来るため、1クロックで1bitの情報しか転送出来ないシリアル通信よりも高速にデータを送ることが「出来た」。
しかし、現在の様にCPUクロックが高くなってくると、内部結線の長さの差や電気抵抗の差によって8本の信号が必ずしも同じクロックに届かないことがあり、そのため通信に猶予時間を設けなければならず、同期を必要としないシリアル通信に比べて転送速度が明らかに劣るようになってしまった。

PC-AT互換機の場合

単にパラレル(パラレルポート)と言った場合、DSUB25ピンのプリンターポートのことだった。
規格としては「セントロニクス仕様」(セントロ準拠)だったが、各社勝手に拡張していたので、1994年にIEEE1284として標準化が行われた。これによって双方向通信なども規格に含まれた(ECPモード、EPPモードなど)。
プリンター、スキャナーなどを接続できた。

Windowsでレガシーインターフェースになり、シリアルポートともどもUSBによって更新されている。

パラレル

(一般)
ぱられる

【parallel】

意味

交わらずに隔絶した並行状態。⇔シリアル

  1. 平行、並行、並列
  2. スキーで、2本のスキーを平行にそろえて操作すること。
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