成人・就職しているにもかかわらず、親と同居して、気楽に*1独身生活を楽しんでいる若者のことをいう。 1990年代から広まった日本独特の現象といわれ流行語となった。 社会学者である山田昌弘が名づけた。山田によれば、日本の不況や少子化も、パラサイト・シングルの増加によって説明できるとする。
パラサイト・シングルの時代 (ちくま新書)
*1:場合によってはリッチな
前回までの記事の続きです。 「日本の少子化対策はなぜ失敗したのか?」(山田昌弘著、光文社新書)の著者は「パラサイト・シングル」という言葉の生みの親です。(南欧を除く)欧米では、学校卒業後、男女とも親の家を出て自立して生活するのが一般的ですが、東アジアでは、結婚までは親と同居して親に頼るのが一般的です。現実に、日本の「出生動向基本調査2015年」では、18~34才の未婚者の約75%が親と同居しているそうです。 欧米では、成人後も理由なく親と同居し続けることは、親離れしていない証拠と見なされ、周りからよく思われず、一人前に扱ってもらえません。日本と同じく欧米でも、若者の収入は低く、失業率は日本より…
・ ・ ・ 関連ブログを6つ立ち上げる。プロフィールに情報。 ・ ・ {東山道・美濃国・百姓の次男・栗山正博}・ 2024年4月3日 YAHOO!JAPANニュース 集英社オンライン「男性は3人に1人、女性は5人に1人が結婚しない社会に…現代日本が「結婚不要社会」となってしまった決定的要因 パラサイト難婚社会 #2 現代日本は「結婚不要社会」になるのか なぜ日本人にとって、結婚はこんなにも困難になってしまったのか。あらゆる角度からその理由を考察した書籍『パラサイト難婚社会』。家族社会学の専門家である山田昌弘氏によると、親世代との同居もその一因を担っているという。 【図】年齢別離婚率の推移 書籍…
「おひとりさま」は、精神的自立と経済的自立が不可欠です。では、この二つの要素のどちらか、あるいは両方が得られない未婚者はどうなるでしょう。 未婚で親と同居していても、経済的・精神的に自立している場合は、「親と同居している」とシンプルに言うことができます。 しかし、「仕事」は持っていても、稼いだ額の大半を自分の趣味や成長のために使い、基本的な食費や住居費・ガス・電気・水道代などを親頼みにし、さらに炊事洗濯など身の回りの家事の多くも親に依存している場合は、「パラサイト・シングル」と私は定義してきました。 「パラサイト・シングル」は、精神的基盤と経済的基盤の多くを親に依存して生活しています。それを可…
※画像はYou Tubeの動画と公式サイト・予約ページより引用。 広島のYouTuber、スタートアップ企業のKGモーターズが、2025年の量産開始を計画している一人乗り小型EVの先行予約を開始しました。 www.youtube.com 先行予約は、昨年1月の発表時にモニター応募した人を対象にしたものとなっています。さらに、2025年に製造される最初の300台については、地元広島と東京の限られた地域向けのデリバリーとなります。 それ以外の地域の人については、バックオーダーとなり、2026年よりの本格量産開始を待つかたちとなります。 モニター応募してない人で、予約したい人は専用予約フォームが用意…
・ ・ ・ 関連ブログを6つ立ち上げる。プロフィールに情報。 ・ ・ {東山道・美濃国・百姓の次男・栗山正博}・ 当ブログは、歴史の定説を恣意的に書き替える為に作成している歴史修正主義と民族主義のブログである。 ・・・ * * * * * ・・・ 2024-03-02 🎷64:─2─戦後レジームとは日本の人口を減らす為の人口抑制計画の事であった。~No.287 ・ ・ ・ 日本の人口激減は、アメリカ・ソ連そして国連が仕組んだ罠であった。 戦後レジームとは、日本の九条憲法と国連の敵国条項である。 ・・・ * * * * * ・・・ ルーズベルトが日本人の上に原爆を落とす事にこだわったのには理由が…
・ ・ ・ 関連ブログを6つ立ち上げる。プロフィールに情報。 ・ ・ {東山道・美濃国・百姓の次男・栗山正博}・ 当ブログは、歴史の定説を恣意的に書き替える為に作成している歴史修正主義と民族主義のブログである。 ・・・ * * * * * ・・・ 2024-04-07 🎺04:─2─人種改良論者のF・ルーズベルトが日本を戦争へと追い込んだ。~No.19No.20 ・・・ * * * * * ・・・ 2024-03-02 🎷64:─2─戦後レジームとは日本の人口を減らす為の人口抑制計画の事であった。~No.287 ・ ・ ・ 日本の人口激減は、アメリカ・ソ連そして国連が仕組んだ罠であった。 戦後…
・ ・ ・ 関連ブログを6つ立ち上げる。プロフィールに情報。 ・ ・ {東山道・美濃国・百姓の次男・栗山正博}・ 新しい日本人の生き方として「今だけ、金だけ、自分だけ」。 結婚しない、子供を作らない。 親の言う事を聞かない、子供の犠牲にならない。 ・ ・ ・ 2024年3月8日 YAHOO!JAPANニュース AERA dot.「未婚の若者は未婚の中年へ 親依存の「パラサイト・シングル」から考える社会の責任とは 団塊世代の日本国民は「真面目に働けば、親世代よりも豊かになれる」という“夢”が原動力だった。しかし平成・令和の時代を迎え、人々は衣食住には困らないが、給料は上がらず、非正規社員の若者た…
・ ・ ・ 関連ブログを6つ立ち上げる。プロフィールに情報。 ・ ・ {東山道・美濃国・百姓の次男・栗山正博}・ 2024年3月6日 MicrosoftStartニュース ニューズウィーク日本版「21世紀の「第3次ベビーブーム」はなぜ起きなかったのか? © ニューズウィーク日本版 少子化反転のラストチャンスは21世紀の初頭にあった STEKLO/Shutterstock <団塊ジュニア世代が30代を迎えた今世紀初頭、政府が推進したのは少子化政策とは逆行する「痛みを伴う改革」だった> 2023年の日本の出生数は75万8631人だったという。前年に比べて1万2128人の減。止まらない少子化に対し、…
こんにちは。冨樫純です。 法哲学に興味があり、それに関連する本を読んでいます。 そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。 タイトル 人はいつ親の保護を受けなくなるか? 一体何歳まで子供は親の支配監督の権限の下にあるのか? 人間は十人十色である。あらゆる子供にあてはま る自然な成人の時期があるわけではない。 そこでマレー・ロスバードは『自由の倫理』の 中でこう主張した。 両親の子供に対する信託的支配権はいつ終わるというべきか? 確かに、いかなる特定の年齢も完全に恣意的でしかありえない。 この厄介な問題を解く鍵は、両親がその家に対して持つ財産権にあるというのは…
・ ・ ・ 関連ブログを6つ立ち上げる。プロフィールに情報。 ・ ・ {東山道・美濃国・百姓の次男・栗山正博}・ バブル経済の恩恵を受けて生活していた若者は、メディアや教育で、勝ち組の一人暮らしを独身貴族と煽てられ、実家の親許で生活するパラサイト・シングルの優雅さに騙された結果、孤独・孤立・無縁の老人となって寂しい老後を一人でいきる羽目に落ちている。 ・ ・ ・ 2024年2月16日 YAHOO!JAPANニュース オーヴォ「おひとりさまは本当に独身貴族なのか? 結婚しない理由は経済面ではない!? かつて、独身者を月々の自由に使える金額が多いことから「独身貴族」などと称したが、今の時代、そのよ…
一条真也です。24日の土曜日、日本映画「マッチング」をシネプレックス小倉で観ました。「マッチングアプリの恐怖」を描いたスリラー映画とのことで、ストーリーはだいたいの予想がつくと思っていましたが、おっとどっこい、斜め上の意外な展開と結末でした。実際にマッチングアプリによる結婚が増加している現在、ウエディングビジネスに関わっている者として鑑賞した次第ですが、とても面白かったです。 ヤフーの「解説」には、「マッチングアプリがもたらす恐怖を描いたサスペンススリラー。恋愛に消極的なウエディングプランナーが、アプリでの出会いをきっかけに想像を絶する恐怖を味わう。『ミッドナイトスワン』などの内田英治監督が自…
今週のお題「ほろ苦い思い出」 アラフォー実家ぐらしのパラサイト・シングルかつ散財家の僕に比べ、数年前に実家を出ていった弟は、趣味がFPSゲームの他は増える貯金を眺めることという筋金入りの財テクマニアです。そんな彼が、僕のあまりの未来設計の無さに呆れて、老後を心配してきました。元より親の遺産などをあてにしていませんが、おそらく一家の問題児である妹によって吸い取られることと思われますし、自分で老後の蓄えを確保しておかねばならぬ……とは思っておりました。 それでもめんどくさがりの自分は、なかなか動こうとせず、しびれを切らした弟は、自分の財布から諭吉さんを取り出し、これやるから頼むで確定拠出年金の見直…