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バロン

(映画)
ばろん

The Adventures of Baron Munchausen

  • 1988年|イギリス、西ドイツ|カラー|126分|画面比:1.85:1

概要

時は18世紀。場所はトルコ軍制圧下にあるドイツの海岸沿いにある町。攻撃によって廃墟となった町の劇団の舞台に、突如ミュンヒハウゼン男爵が現れる。彼は自分がトルコ軍に追われる身であると言うが、誰も信じない。そこで男爵が語りだした奇想天外な大冒険とは。
テリー・ギリアムが『未来世紀ブラジル』に続けて手掛けたのは、巨額の製作費を掛けた超大作ファンタジー・コメディ映画。大量の物量投入による映像が圧巻で、イタリアのチネチッタ撮影所に巨大なセットを建設して撮影された。しかし興行的には大失敗となり、さらには金銭的トラブルもあって、ギリアムは前作同様にトラブル・メイカーの烙印を押されてしまう。
・ギリアムによると、『バンデットQ』が少年を、『未来世紀ブラジル』が青年を、本作『バロン』が老人を主人公にした、夢を見る男のファンタジー映画3部作だそうである。
・月の王役でロビン・ウィリアムズが出演しているが、当初は『バンデットQ』でもギリアム作品に出演していたショーン・コネリーが演じる予定だった。しかし本作の製作遅延により、コネリーは『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』に出演することになり、急遽ウィリアムズが出演することとなった。本作でアドリブ全開だったウィリアムズは、ギリアムの次回作『フィッシャー・キング』で主演することになる。

アカデミー賞

  • 候補:美術監督・装置賞、衣装デザイン賞、メイクアップ賞、視覚効果賞

バロン

(一般)
ばろん

baron

  1. 中世以降のヨーロッパにおける貴族の称号で、日本語の「男爵」に相当する。baron
    • 語源は5〜6世紀ごろのフランク語baro(自由民)と思われる。フランス語baron(軍の指揮官を意味する古仏語berの対格)を経由して13世紀ごろの中世英語となった。同語源の古英語beorn(貴族)と融合し、現在に至る。
    • バロン薩摩」薩摩治郎八。パリ社交界で「東洋のロックフェラー」呼ばわりされた。
    • バロン西」西竹一。1932年のロサンゼルスオリンピックの最終種目;馬術障害で優勝した乗馬選手。1945年2月19日から始まった硫黄島戦の際に「ロス五輪の英雄を死なせるのは忍びない。西-陸軍大佐、投降しなさい!」と呼びかけられて断固拒否し――というのは史実ではないようだが、いずれにせよ、他の2万人と共に“玉砕”した。
    • ゴットフリート・ビュルガーの『ほら吹き男爵ミュンヒハウゼンの冒険』
  2. 西洋人の姓
  3. 岡村製作所のバロンチェア。Baron

Barong

  1. バリ島の森に暮らす魔女、ランダと対抗する聖獣。Barong
    • 善、聖、清、太陽、病を治す象徴である。ジャングルの「パナス・パティ」=良い気〔プラーナ〕の顕現であり、チャロナラン劇では、日本の獅子舞を想わす四脚の奇抜な猛獣。

balón

スペイン語で「ボール」の意味

ballon

フランス語で「ボール」の意味
 →「バロンドール

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