Hulk Hogan
世界的に有名なプロレスラー。
ボディ・ビルダーやミュージシャンをやっていたころ、AWAのブリスコ兄弟に目をつけられ、プロレス界入りする。このころに日本人のヒロ松田にトレーニングを受けたのは有名な話。
AWAやWWWF(現・WWE)を転々とするが、80年代初頭に新日本プロレスに来日し、第1回IWGP決勝戦をアントニオ猪木と戦うなどブレイクを果たす。*1
その後WWF(現・WWE)に転出、レッスルマニアのメイン戦に出場するなど、世界的なスターとなる。いわゆるMonday Night War(WCWとWWFによる月曜夜の視聴率戦争)における、ホーガンの役割も大きい。nWoの設立、大物引き抜き合戦、ビンス・マクマホンのステロイド事件など、この時期にホーガンが関わった事件は少なくない。WCW崩壊後、一時WWEに復帰したが、契約のこじれにつき2003年に離脱。NWA-TNAにたまに顔を出すことはあるが、基本的にフリーとなった。
ハルクという名前はもともとテレビ番組の"Incredible Hulk"を元にビンス・マクマホン Sr.が付けたものだが、番組の権利を保有するマーベル社と紛争が生じる。一時期「ハルク」が使えず、ハリウッド・ホーガンとして活躍していた時期もあったが2005年3月7日に決着。ホーガンは「ハルク」の名前を使用する権利を獲得した。
現在はレッスルマニア21"Hall of fame"をきっかけにWWEとの関係が再び深まりつつある。