パレスチナとイスラエルとの戦争状態について、テレビ報道や新聞などがいろいろ報道しているが、私には理解できない。根本的なところが曖昧だ。いまガザの住民たちが犠牲になっていることは確かだ。フランスのマクロン大統領は全面的にイスラエル側にたつと宣言し、「ハマス」のパレスチナ側を猛攻撃していた。アメリカも同様だった。日本を除くG6の国はイスラエルの支持を表明し、国際人道法の順守を求めた。だが、ガザの住民が犠牲になったり、病院などが爆破されるなかで、アラブ諸国から「二重基準」との批判を浴びて、少しづつ態度を変化させている。フランスもアメリカも、パレスチナ独立国家承認を前提として、「2カ国間解決」を言及し…