Helwingia japonica モチノキ目ハナイカダ科*1ハナイカダ属。 葉の真ん中に花が咲いて実がなるという風変わりな植物で、葉の真ん中についた花が筏に例えられている。 葉をよく見ると、花につながる硬い中央脈があり、以前は他の植物と同じように、花が立ち上がって咲いていた名残だと考えられている。 なお、ハナイカダは雄株と雌株に分かれていて、葉の上に複数花が咲くのが雄株、ひとつしか咲かないのが雌株である。
:植物
*1:APG植物分類体系
花数は少ないですが、エビネが咲きました。 この春、植え替えたものです。 こちらも。 近くに植えてあるキバナチゴユリ。 一つしか花をつけない個体もありますが こちらは三本に分かれて、それぞれに花がついています。 こんなにたくさんの花。 こちらはチゴユリ。 チゴユリに少し遅れて顔を出すフタリシズカ。 ハナイカダの雄花。 徒長した枝からも少し遅れて葉が出てきました。 こちらは雌花。 雄花。 小さな虫たちも活動を始めています。これは蚊の仲間? 名前が分からず・・・ これはゴミムシかな?
花筏 はじめに 花筏(はないかだ) 着物や茶碗の柄にも ハナイカダ 終わりに 【ご参考】御銘について 【ご参考】過去に紹介した御銘 はじめに 東京のソメイヨシノはそろそろ見納めですね。お花見は楽しみましたか? 東京では、咲き始めて間もなく雨続きで残念でしたが、私はありがたくも例年以上に各所で桜を楽しむことができました。 今回ご紹介するのは、桜が終わりかけたこの時期によく使われる言葉です。 花筏(はないかだ) 花筏とは、散った桜の花びらが水面で帯状に流れていく様子のことを言います。満開の桜の木も素敵ですが、散った桜の花びらが水面をピンク色に染めている様子もまた目を惹きますね。 空を背景に桜の写真…
これっ、サツキの蕾ですか? こんな時期に? こちらにもありました。 サツキとツツジは似ていますが、「葉の違いで見ると、大きさはツツジが4~5cmくらい、サツキが2~2.5cmくらいです。ツツジは表面に柔らかい毛があり、サツキはつやつやしています。」とあるように、下の画像を見る限り、葉は小さいし、つやつやしているのでサツキに間違いありません。 そして、3月下旬には花が咲きました。 タチマユミの芽吹き 昨年移植し、この場所に植え替えました。思い切って4本あった茎を中央から切り落としてしまいました。 農協の前で行われていた苗木販売で購入した樹です。でも、花も咲かずに、ただヒョロヒョロと伸びるだけ。で…
アジサイの葉が大きくなってきました。 枝の脇からいくつもの葉が出て来ています。 でも、枯れた枝もたくさんありました。 そんな枝は切り落としてしまいました。 ウグイスカグラも葉が出なかった枝を剪定。 少し見栄えをよくしました。日々の管理、大切ですね。 こちらはハナイカダ。 でも、昨年まっすぐに伸びた徒長した枝からは葉が出てきません。背が高くなりすぎたので切ってしまったのが原因かもしれませんね。 その代わり古い以前からの枝からは全て葉が出てきました。 かなり葉桜になってしまったマメザクラ。 ハナカイドウも開花が近いです。 クロモジも。 芽吹きが遅いのはサンショウ。 シャラもまだまだです。 近くの野…
春、暖かくなって木々が一斉に芽吹き始めました。 この時期にしか見られない、芽吹きは春の訪れを目で感じ取ることが出来ます。 ノイバラの新芽。 ヒメウツギもそろそろ葉を出し始めています。 ハナカイドウ。 スミレもすくすくと育っています。 このスミレも負けてはいません。 昨年、蝶に食われて葉が散々だったスミレ。秋には葉が枯れてしまいました。この通り、芽が出てきました。 ハナイカダ。 昨年、剪定したてっぺんから新芽が出始めました。 勝手に生えだしたホタルブクロも。 我が家のミスミソウも満開です。 花びらは5枚? いえいえ、8枚でしょ? 芽と言えば、カサブランカも。
愛らしい見た目の花筏 見つけるとハッと目を奪われるハナイカダ。葉っぱの真ん中にちょこんと花が咲いていて、とても可愛いらしいのです。全国で見つけることができ、食べることができます。4月から6月までの若葉を頂いたり、6月から秋頃には実がなりますので、そのまま食べたり(ほんのりとした甘み)お酒に漬け込んでも良いです◎一番メジャーな食べ方は天ぷらですが、熱湯で6分ほど塩茹でし、冷水に10分さらしてからおひたし、和物、煮物、炒め物にも。滋養強壮の効能もあり、乾燥したものを煎じると下痢止めになります。長く楽しめる可愛い野草、ハナイカダなのでした。
他の木々がとっくに芽吹いているというのに、ようやく葉を開き始めたコムラサキ。 まあ、ゆっくりしています。 そのコムラサキに巣を作り始めた蛾の幼虫。 まだ葉がないのに気が早いこと。 昨夜の雨粒を乗せたまんまのヤブカンゾウの葉。 コンデジ。一眼レフのように鮮明でもなく、しかもピントは合いづらいし、でも、とっても奇麗な雫でした。 グランドカバーでもあるヘビイチゴ。 黄色い花に赤い実。 同じ黄色でも、こちらはカタバミ。 派手さはないものの、こういう質素に咲く花って大好きです。 スミレの閉鎖花が咲く頃。 4月よりも数倍も大きくなったスミレの葉。 たった一つポツンと植えられている植物も素敵ですが、葉と葉の…
芽生えたと思ったら、もう4月も後半。 すくすくと葉が大きくなってきました。 コクサギ。 ウグイスカグラ。 立ちマユミ。 ハナイカダ。 ノイバラ。白いモノはウグイスカグラの花弁。 シャラ。 ニシキギ。 シロダモの葉に。 名前が分かりません。
函館山を歩くガイドツアー「夏の函館山めぐり」に参加しました。晴れ間も見えて久しぶりの登山日和! 夏草が生い茂る登山道。涼しい風~🎵旧登山道を登り、御殿山第2砲台跡に向かいます。ここは、御殿山第2砲台跡。 円形の草地に砲座が配置されていたとのこと。石壁の丸い穴は伝言管。もしもし?函館山は終戦まで軍事要塞でした…。 地下には弾薬庫がありましたが、現在は立ち入り禁止。まるで廃墟…💦戦争の悲しい歴史を伝えるためにも、もっと大事に残してほしい。 砲台跡に隣接する高台で休憩しました。函館のクビレ半分と津軽海峡、いつもと違う角度がおもしろい。山歩きしながら夏の花を観察。早くも秋の気配が・・・ ハナイカダ(花…
梅雨入り以降当たり前ですが毎日雨が降っています 雨の合間を縫って野山に出没しています そんな中であった木の花を貼り付けておきます カナメモチ 東本梅町大内 遠くから見るとまるで雪を被ったように真っ白でした 秋には真っ赤な実を沢山つけます 街路樹に植えられることが多いので街中でも目にする機会は多いです ハナイカダ雌花 西別院町鎌倉 いつ見ても不思議な花の付き方です ガンピ 篠町 自然ではめったに見られない花で当地では初めての出会いです 花の形は同じジンチョウゲ科のミツマタに似ています キリ 本梅町林道音羽線 苔に椿はよく見ますが桐の花も絵になります エゴノキ 本梅町西加舎 この大木の下は雪が降っ…
朝からいい天気なので 日比谷花壇 大船フラワーセンターに行き、 その後どこかでランチをして、 大船市場に行って帰ってくるという 予定を立てた。 すぐに出ようと思ったが、 子供を送り出した後の解放感で ゆっくりしてしまう。 ランチはできない。 気を取り直し、身支度を整え フラワーセンターへ。 早朝にくれば蓮の花がさいているのだろうか? 道に沿って歩いていくとハーブが植えてあるところで 大好きなボリジの花が咲いていた。 実家にいるときに、イチゴに虫がつかなくなる コンパニオンプランツでたくさん植えたら どんどん大きくなり、イチゴが枯れてしまった とんでもなボリジ。 花の色がきれいで大好きだ…
桜がほら咲きの頃から、 満開時を経て、落花の頃までの 短い期間の桜の花を大いに楽しむことを 「花見」(はなみ)と言います。 「観桜」(かんおう)とも言います。 桜花を訪ねて山野を逍遥し、 桜の美しさを観賞することは、 「桜狩」(さくらがり)と言います。 「狩」は、山野を訪ね求めるという意味です。 そもそもは花の生命力を身につける 呪術的要素もあったとされます。 花の名所に出向き、花を愛でながら催す 酒宴のことを「花の宴」(はなのえん)と言います。 特に桜花を愛でる宮廷行事としての宴を言い、 弘仁3(812)年2月に、嵯峨天皇が神泉苑に行幸し、花を見て文人に詩を作らせたのが 宮廷行事としての「花…
春の野にすみれ摘みにと来し我ぞ 野をなつかしみ一夜寝にける 山部赤人 古人の若菜摘みの様子が目に浮かぶようです。そんな風に心のままに野に遊んでみたいものだと憧れていると、夫が「すみれ」はすみれさんかもしれないよ、と・・・うむー。オトナの解釈! 脇道はさて置き、前号に引き続き茶花を書き連ねていきます。記載の約束事は今まで通りです。 た タイツリソウ(鯛釣草) → ケマンソウ参照 ※ ブログ№197茶花総覧(2)春(あ行~さ行) ケマンソウで既出。 タニグワ(谷桑) → フサザクラ(総桜)参照。 タンチョウソウ(丹頂草)(岩八手) ユキノシタ科 タンチョウソウ属(ムクデニア属) 花3月-4月。 白…
戻り途中で何カ所かで川辺を眺めて過ごしたりしつつ、、 カシの仲間のドングリ。 ふかふかの毛の有る殻斗が特徴。 実なりは豊作の模様。 オオツクバネガシかな、と見ていましたが、インスタグラム投稿で「ツクバネガシだと思います」とのコメントを頂きました。 両者の区別点難しそうです; いつ来ても県民の森の川辺は美しいし眺めているだけで時間が過ぎてしまいます。 もしかして、ハナイカダ? オオカメノキ。 ああ、こちらこそがリョウブですね。花の跡→実の形が全く違います。 そして幹の下は皮剥の痕が。5月に鳳来寺山自然科学博物館学習会で来た時、講師の中西正先生がシカはリョウブの皮を好むと教えてくれました。この樹も…
令和5(2023)年9月 [月曜日] <<前の日 次の日>> 今日の話題 9/4は「くじらの日」です。「鯨」(くじら) 月次 二十四節気 処暑 七十二候 禾乃登 行事・撰日など 干支 乙丑(きのとうし)[木]+[土] 九星 二黒土星(じこくどせい) 旧暦 7月20日 六曜 友引(ともびき) 引き分け勝負なし。祝い事吉。葬式など仏事に凶。 十二直 執(とる) [小吉日]物事を執り行う日 [吉事]神仏の祭祀、婚礼、 種まき、造作など [凶事]金銭の出し入れ、 財産整理 二十八宿 危(き・うみやめぼし) 壁塗り、船普請、酒造り吉。登山、高所での仕事大凶。 暦注下段 <吉 日> 神吉日天恩日母倉日 <…
いよいよ、我が家でもセミの羽化が始まったようです。 去年、20くらいの抜け殻を見つけました。 夏=セミですから、本格的な暑い夏に突入です。 オシベが気になっていたカサブランカ オシベを取り除きました。 使った道具は水草剪定用のハサミです。 これだけ揃っていて、¥1,000以下。 主にハサミとピンセットしか使っていませんが、このハサミは使えます。 先端が細く曲がっているので、開きかけの花の中にも挿し込んで、オシベだけ切ることができます。 奇麗に切り取りました。 母は、オシベを取り除くことを知らなかったのか、忘れてしまったのか、とにかく全く気にもしていませんでした。 園芸って、花を見るためだけでは…
水量があり迫力はあるものの 大滝というほどの大きな滝ではない ただ 川沿いの植生がすごかった 周囲は以前から開かれた観光地や別荘地で このような亜高山の植生が残されているとは思わなかった 蓼科大滝 植生と雰囲気で言えば 東北の 奥入瀬渓流 に少し近い ただ誰でもこの滝までの道を歩いて驚くのは 多くの圧倒的な針葉樹に違いない ヒノキか? サワラか? よくわからなかったが一カ所低いところに葉が広がっていた サワラだった サワラ(ヒノキ科) それにしてもすごい大木だらけで 下手なテーマパークよりよほど面白い それほどの多雪地帯にも思えないが 川の氾濫によるものだろうか 大きな岩がゴロゴロしているとこ…
前日の土曜日の方が天候はよかったんですが、なにか疲れ果てていて… 日曜日、予報はいまいちでしたが、雨の予報ではなかったので、金山へ滝川谷のルート(花乱の滝コース)で登ってきました。 スギ林を抜け、沢にかかった橋を渡ると、このルートの護神のような大杉が見下ろしています。 滝川谷の入口に仁王像のような大杉 ユキノシタ(ユキノシタ科) 登山口の駐車場にユキノシタがたくさん咲いていました。 ヤマアジサイも花盛り ヤマアジサイ(アジサイ科) 滝川谷はその名の通り、たくさんの滝があります。 大きな滝がお出迎え 小滝も続きます 2種類のカワトンボがいました。 ミヤマカワトンボ(右♀ 左♂)…画像をクリックで…
草木や木々の緑が眩しく、爽やかな風が心地よい季節となりました。 今年は4月から藤(フジ)のお花や躑躅(ツツジ)のお花が咲き誇り、本当にあっという間に5月がやって来ました。 ゴールデンウィーク中、久しぶりに軽くお点前をし、母とともにこどもの日らしいお菓子とお抹茶をいただきました。 こちらの主菓子は、鶴屋吉信製の「五月晴れ」というお菓子です。 幼い頃から鯉のぼり🎏が大好きな私は、店頭でこのパッケージを一目見るなり心惹かれてしまいました! 様々な御菓子司でこうした若鮎などのお菓子が売られていますが、それぞれのお店で少しずつ見た目や味わいが異なるので楽しいです! 鶴屋吉信は若鮎ではなくあえて「五月晴れ…
今年は田植えもinternational。色んな国から参加して楽しんでくれました。 朝来たら、田んぼの水が引けてなくて心配しましたが、田植えの頃には良い感じに引けて田定規も使えました。
むらさきの一人語りや桑いちご 子供のころ学校帰りに食べられるものは何でも食べました。この時期はやっぱり桑の実でした。食べると唇が紫色に染まりました。 今日は市議会の各派協議会に出席してから、富加町や美濃加茂市をめぐった帰り道で、かつて学習塾をしていたころに出勤前によく歩いていた谷あいに入ってみました。あの頃よりずいぶん大きく、茂ってきた桑の大木です。 裏の畑の桑の実を手籠に摘んだはまぼろしか 十五でねえやは嫁に行きお里の便りも絶え果てた ハナイカダ (別名:ヨメノナミダ) 同じ山道を辿ると葉っぱに実の着く面白い低木が溝のそばに茂っていました。40年ほど前までは農家の嫁は家父長権制度の中で人権無…
「シャクナゲが咲いた」 ツツジ科の常緑低木。晩春から初夏枝先に花が咲く。 昆虫も待ちよったろう。 ◆夏に移ろう 季節が遅れる山道にあってこれで私たちの春の花は終わり稜線の花を追う方が多くなるが僕らは山懐深く分け入ってゆく。 ◆かえり道 さあ帰ろうか。 35年前裏山から始まった登山はチベットに辿り着き遊山にかわって同じ様な森をかよう山道が始まった。 山の楽しみ方は人それぞれで私達は通う定点観察で見えた変化を持ち帰り論文など検索しながら気付いたことに学びを得てきた。 「山毛欅は豊作やおかね」 そして始まる第二の人生もこの山道をtochikoや仲間と共により深く分け入りたいと思っている。 ◆移ろうこ…
標高約1300mの山頂に上がる。この標高で四国の山では夏は暑いが今日は涼風が山麓から吹き上がっていた。 ◆山頂のこと 遙か太平洋を望む眺望に山頂に根を張る馬酔木たちが朱色の春紅葉で迎えてくれた。 「ハーブティーどうぞ」 Y'sはおもてなしに和菓子を添える。 「気持ちいい香りやね」 そんなY'sとの山歩きは今年6月で3年目にはいる。 いいコンビになったなぁ。。。 ◆自然の森 「まだ早かったね」 山頂直下tochikoが追う山桜は芽が膨らむ様子がない。 また来る楽しみが増えたな。 三辻山の北斜面にある森は自然に生えたブナと樫が並ぶ暖温帯と冷温帯樹木の混生林。 「アフォーダンス理論」では例えば人が見…
連休中ですが、あまり天気も良くないし、とはいえ井原山や脊振山付近はミツバツツジを見に多くの人出がありそうなので、間違いなく人の少ない羽金山へ出かけてみました。 河童山山頂から羽金山のアンテナを望む 羽金山の山頂には、日本に2か所しかない電波時計用の電波塔が建てられています。 山頂の電波塔の施設は立ち入り禁止ですが、インターホンでお願いすれば、山頂までは行かせてもらえます。 …が、別にピークハントではないので、山頂へは行かず、アンテナを過ぎて羽金山西隣の河童山まで歩きました。 長野峠からの登山道(縦走路)はスギの人工林が続きますが、よく手入れされていて林床まで日差しの届く気持ちのいい森です。 明…
秋保大滝植物園へいってきました。本日無料でした。先着200名の木札をいただき スタンプラリーでチシマタタンポポの苗もいただきました。木々の実や枝で工作もしてきました 草花の季節はいつもより二週間くらい早く 素敵でした。クマガイソウ,シラネアオイ,エビネ,アケビ,サンショ,ハナイカダ,モミジの花と実,産まれたばかりのトンボ,蛙を狙うシマヘビ 最後に太田豆腐店で揚げたてお揚げをいただいてかえりました。