Nino Rota (1911-1979)
彼と仕事をするのは真の喜びだった。ニーノの創造性が本当に身近に感じられて一種の陶酔状態が伝染し、まるで私が音楽を作っているかのような気持ちにさえなった。彼は私の映画の雰囲気や登場人物や色彩の中に完璧に入り込み、それらは彼の音楽の中に侵されていった。私にとってはニーノは屈指の現代作曲家の一人であった。彼は完全なる作曲家だった。(フェリーニ)
『白い酋長』(1952)から、『オーケストラ・リハーサル』(1979)まで全てのフェリーニ作品の音楽を担当。
・・『陽は沈み 陽は昇る』(1973)という日活の映画にも参加してるようです。