ニフティ株式会社は、東京都新宿区北新宿2丁目 新宿フロントタワーに本社をおき、「Nifty」「@nifty」「ココログ」などのブランドで、ISP事業・Webサービス事業を行う会社。
「@nifty」などの接続サービスなどに加え、個人向けサービスとして「ココログ」などブログサイトやコミュニティサービスを運営する。
1986年(昭和61年)2月4日、富士通と日商岩井(現 双日)の担当者が偶然同じことをしようとしていて出会ったことからはじまるジョイントベンチャーとして共同出資により設立。*1
1987年4月15日、電話回線を使うパソコン通信「NIFTY-Serve(ニフティサーブ)」を開始。
1990年代半ばには、パソコン通信として日本最大の会員数200万人超に達した。PC-VAN(現 BIGLOBE)と並ぶ商用パソコン通信サービスの最大手だった。
1999年(平成11年)3月、富士通が日商岩井の出資分を譲り受け、富士通100%出資の完全子会社となる。
1999年(平成11年)11月、富士通が運営していたインターネットサービスプロバイダである「infoweb」と「Nifty」を統合した「@nifty」として事業を展開。
2006年(平成18年)3月31日、パソコン通信サービスを順次終了させた。
2006年(平成18年)12月、東京証券取引所に株式を上場。
2016年7月、上場廃止。
2017年4月、クラウド事業を中心とする「富士通クラウドテクノロジーズ株式会社」と、コンシューマ向け事業を中心とする「ニフティ株式会社」に分社し、富士通が保有するニフティ株式会社の株式をノジマに譲渡。
*1:Niftyの由来は、Nissho Iwai & Fujitsuの頭文字NIFから、愛称として生まれたもの。