nihilism
1. 真理や道徳的価値の客観的根拠を認めない立場。虚無主義 仏教の空観、ニーチェ、シェストフ
2. 生存は無意味とする態度。 「無意味な生存」に安住する逃避的態度と、 既成の文化や制度を破壊しようとする反抗的態度に分かれる。
春だなあ。ゆるゆるしちゃうなあ。散歩に飛び出したら、むっちゃ寒い。どうなっているのか。 当ブログにも多く引用し頼りにしている国際政治・田中宇氏の、宗教観とか世界観(ヨコの世界じゃなくタテの世界のほう)が偶然にも自分の実感とよく似ていると判明。心からたまげる。うれしくなる。「印度は意外と居心地良い」https://tanakanews.com/240213india.htm けどそれ多神教者じゃなくて汎神論ではないか?https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B1%8E%E7%A5%9E%E8%AB%96“汎神論では、すべてのものはそれぞれの精神や魂を持つのではなく、同…
ニヒリズムという思想をご存じでしょうか これは簡単に説明すると、 「世界のすべてのものに価値などなく、すべてがどうでもいい」 という考え方になります 縦文字にするとニヒリズム=「虚無主義」となるそうですまた、ニヒリズム的思想を持つ人のことをニヒリストと呼びます 今回はそんなニヒリズム思考に完全に侵されてしてしまった人間骨の髄まで虚無に染まってしまった、「究極のニヒリスト」になるとどうなるのかを考えたいと思います! [究極のニヒリストは堕落する] ニヒリズムが行き過ぎた場合、大概は堕落した生活を送ることになるでしょうニヒリストにとって世の中のすべては無意味でくだらないものです 努力してお金を稼ぐ…
高校の頃、倫理の教科を習っておりましたその時に出てきた問題に 「あなたの生きる意味はなんですか?」 とかいうものがありまして。もちろんこんな問題には、〇とか×か付けられないことは出題者側も承知の上でしょう。解答欄を埋めさえすればよかったんだと思います。 しかし、残念ながら頭を捻っても答えが出ませんでした。というのと、なんか上から目線な態度が気に触ったので、未回答にしてやりました! でも、僕以外の多くの人間も同じようなかんじで、そんなもん分からないと思うんですよね。宗教を信仰していたり、スピリチュアルを信じていない限りは、生きる意味が明確にある方がレアな人だと思います。 そんな口を開けるレアな人…
いつものメンヘラ批判です。自己憐憫が趣味の人は少なくない。ブログ等にネガティブなことばかり書いている人メンヘラは多い。僕もネットの黎明期から長年にわたり、自己憐憫を下地にしたネガティブなテキストをさんざん書きなぐってきた。今でも日々の不安を書いて心を癒やしているが、以前は自虐的で、そこに何らかの美意識さえ見いだしていた(黒歴史だ)自虐ニヒリズム的な美意識はだいたい「中二病」で片付けられる。現代は、精神の成熟が社会全体で遅れる傾向が顕著であり、思春期を通り過ぎて青年期に至るまで、ニヒリズム嗜癖から抜けられない人が多い。別に抜ける必要は無いという考えもある。とはいえ、自己憐憫を怒りに変換させて周囲…
閲覧感謝します。 この文章をお読みのあなた様、周囲に 「この人って…何にも興味無いんだろか…?」 って思うような人っていますでしょうか? 私がソレなんですよ 「私って…こんなにも『何にも興味を持てない ヤツ』だったっけ???」 って自分で自分に戸惑ってるくらい 別に病んでないですよ 精神疾患はほぼ寛解してますし、"悟り" により 人間的・物質的なことでメンタルが振れる事が ほとんど無くなってますからね ただ自分でも自分がちょっと心配になるくらい 何にも興味が無いので、自己分析記録を書いて おこうかなと思った次第です はい、人間の皮被った人外の戯言(ざれごと) なので、↘️から退室されますことを…
相変わらず休「韓」期が続いているので、NHKオンデを開くと、放送されたばかりの『マルクス・ガブリエル日本を語る2023V』があり、早速視聴。このシリーズ、「欲望の時代の哲学」や「欲望の資本主義」は好きで全部見て来ている。 哲学者である氏の話は抽象的で捉え難いけれど、そのままフワっと受け止めるようにしていて、そのフワッとの中には自分なりにエッセンスとして理解できている感覚がある。「世界は存在しない」のフレーズで一躍、知られるようになったガブリエル氏だけど、そういえば、「一元的な世界は存在しない、それは分かるとして、その先どうしろという哲学理論なんだろう?」と、本を数冊買い集めているのによく分かっ…
読んだ本 引用元:版元ドットコム 引用元:版元ドットコム 『二十一世紀への対話 (上) 』聖教ワイド文庫 (2002) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 無神論の立場から感想を書いていく。 私は中立かつ科学的な思考で読書をしている。そうでなければならないと考えている。 ・・・ この3つの本は、西部氏の本以外は宗教的な話が多い。 最近思うことがある。宗教の話になると嫌悪感を抱く日本人の特性についてである。 すぐに「オカルト」と判定したり「カルト」と言ったりするのは、それこそ非科学的な発想ではないだろうか。 彼らはニュートンが非常に信仰心の強い人…
The Guardianを読んでいたら、こんなコラムが目に入った。 www.theguardian.com まあ、なんてことのない記事ではあるのだが、読んでいたらぐてたま(サンリオのあのキャラ)がニヒリズムの広がりを示す1つの例として出てきていて、思わず釣られてしまった。 みんな(もちろん、この著者の周りの)の間でニヒリズム、より正確に言えば「将来に希望を持たず、ただ今を楽しく生きようよ、何も気にしないでさ」みたいなスタンスが広がっている。その証拠にぐてたまが流行っているではないか、という感じのことを記事の中で書いていたのだが、もう、マジかと。 ぐてたまというキャラが持っている希望のなさ、やる…
読んだ本 引用元:版元ドットコム ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー メモ なし ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 ニーチェがアメリカにどのように輸入されていったのかが分かる面白い本であった。 ひとまず90ページ程読んだ。 読んでいくうちに、ニーチェも承認欲求というものをかなり抱いていたのでは、と思うようになった。 処女作『悲劇の誕生』はまったく売れず、その後も出版社を困らせ続ける。 そんな状況にニーチェが激しい怒りを抱いていたとかかれている。 現代人から見れば、ある意味では傲慢で承認欲求の塊である。 …
読んだ本 引用元:版元ドットコム ハイデガー『「ヒューマニズムについて」パリのジャン・ボーフレに宛てた書簡』ちくま学芸文庫(1997) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー メモ ヤスパース・・・「デモクラシーと合体したヒューマニズムの言葉は人間性に宿る虚無感を直視していない」 ハイデガー・・・"言語が存在へと原初的に帰属しているというこの関わりは、公共性というありさまで自分を呈示してきいる主観性の支配のもとでは、隠されたままにとどまっている"『ヒューマニズムについて』P27 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー …
(1) 何人かで、クロマニヨンズのライブビデオを観ている。大きなトラックのようなセットの前で演奏している。昼間の野外のようだ。アンコールで、ヒロトとマーシーがツインヴォーカルを取る曲が演奏される。マーシーのヴォーカル曲なんてすごく久しぶりだ。われわれは「うおっ」とどよめく。黒いダンススーツのような衣装も珍しい。二人が、おそらくアドリブで、ぴったり左右対称になるような姿勢を取る。われわれは感心して「本当に息が合ってるなあ、この二人は」と言い合う。 実家の片づけの手伝いに行く。引っ越しをするらしい(私は実家に住んでいるのかもう出ているのかよく分からない)。実家は昔の姿で薄暗く、一階の仏間の土間に面…
今日、精神科の定期検診に行った。精神科に通ったことがある人ならお分かりになると思うが、実質は、2分くらい面談して、処方箋を出して、1分くらいで次回の診断日を決めるだけの、形式的、儀式的なものである。診断が終わった後、ふと口をついて出たのは、「馬鹿らしい」だった。 こんなことをしていて病気が治る訳がない。いや、医者自身、私の病気を治そうとしていないではないか。色々病院経営の事情もあるんだろうが、毎月毎月、それを飲んだかどうかも確認されない薬の処方箋を出されて、一体誰のためになっているのだろうか。 精神科医は、或いは薬局は、一体、誰のために働いているのか。私のために働いているようには思えない。病院…
シチューせんべつさんからのコメント noteの方はノンフィクション小説みたいに読めますね。小林おじいちゃんが未だに商品価値のある権威であったなら、どこぞの週刊誌から掲載・執筆依頼が来るレベル…というのはマンセーしすぎでしょうか。 鷲ヲさんは小林おじいちゃんが卑劣にも奥様を狙い撃ちにした理由は「男の方は鋼のメンタルらしいから叩いたところで、それをネタにしてしまう恐れがある。だったら気弱な妻の方を狙えばいい」と考えたと推察されていますが、私はデマ中傷の内容的に鷲ヲさん夫婦の絆にヒビを入れる目的もあったように思えます。 鷲ヲさんが奥様を信じられなくなって、家庭が滅茶苦茶になるように。それが鷲ヲさんに…
1995年11月、五月書房から刊行された大熊利夫の評論集。装幀は田淵裕一。 村上色彩技術研究所で十年間色彩関係の機器を設計していたころ、『COLOR SPACE』という社内報に、色についての歴史的、哲学的テーマのレポートを書いたことがあった。 これがきっかけとなって、色の技術的測定ということだけではなしに、歴史的、民族的、社会的、言語的、哲学的側面に興味がわいてきた。 一九七〇年に「色の科学と哲学」という小論をまとめ、これを土台にして第一回「戸坂潤賞」応募論文に「分析哲学の似非『科学論』批判色彩と唯物弁証法」を提出し第一次および第二次選考をへて受賞候補論文になった。 その後も人間の感性的側面を…
今日はより良い小説を書くために我々はどうするべきかという話をしたい。 僕の考えでは、人間の心は機械である。小説は人間の頭の上で実行することが可能なプログラムだ。人間の頭はインタプリタなので、ソースコードそのままの形である小説を実行できる。実行すると、実行した人間の心に変化が起きる。驚いたり、恐怖したり、深い感動を味わったりするのだ。それが小説を実行して得られる結果である。 ある種の人々はこうした主張を間違いだと反論する。人間の心は機械ではない。我々は機械以上のものだ。魂があり、信念があり、愛がある。心とは深い神秘のヴェールに覆われた謎の存在であり、崇高なものなのだ。人はその力を信じてさえいれば…
狸穴猫氏が3月11日に書いた下記noteが多数のはてなブックマークを集めていた*1。 世界中で愛される、日本の「マンガ・アニメ」は、社会学者や教育学者によって不当に弾圧され続けてきたことを掘り起こしておく|狸穴猫(まみあなねこ) 鳥山明急逝を受けて、『ドラゴンボール』などの漫画やアニメが日本に興味関心をもつきっかけとして重要になっていることを指摘して、そのように愛されている文化を社会学者や教育学者が弾圧してきたと主張している。 非常に無粋ではあるのだが、ここはやはり「マンガ弾圧・迫害」の歴史をひもといて、まとめておく必要はあるだろう。 社会学者や教育学者が、相当昔からマンガやアニメを貶めるため…
「google検索の劣化して専門家はdiscordに行ってしまいインターネットには屑情報だけになってしまった - orangestar2」に対する直球の批判google検索の劣化して専門家はdiscordに行ってしまいインターネットには屑情報だけになってしまった - orangestar2 自分は2000年ごろにインターネットに夢を見ていた人間なので、こういう状況をあまり好ましいと思えない。discordに書き込まれた情報はクローズドで検索不可能であり、一般市民には手に入らない情報になってしまっている。でも、そもそもインターネットの理想というものは、世界中のすべての情報に誰でもアクセスできると…
世界中で読まれている「宗教とは何か」(当ブログ2021年8月25日~9月2日収録。右の検索窓から読むことができます)を書いた西谷啓治の代表作「ニヒリズム」より抜粋――バイリンガルで、どうぞ。 An excerpt from “The self-overcoming of Nihilism”: the most important work of Keiji Nishitani who wrote “What is religion? “ that is read all over the world (In this weblog 2021/08/25~09/02. You can read …
今週のお題「卒業したいもの」 今回はお題について投稿します。「卒業したいもの」…うーん、現時点で卒業したいものがあまり思いつきません… ただ、「卒業したいものを何故思いつかないのか」を考えた時、それは日本人の特性によるものなのかもしれない、と少し考えているのです。 その考えに至ったのは、「マルクス・ガブリエル 日本社会への問 丸山俊一(著)NHK出版新書」を現在読んでいるからです。(まだ読み始めたばかりですが…)この本は対談形式の本なのですが、「1章 近代のニヒリズムが終わる時」の部分で、以下のような話が展開されています。 日本には「諸行無常」(全ては変化する)という言葉があり、何事も変化する…
まだわからないけど、わかった範囲でまとめておこう。 言語ゲーム ウィトゲンシュタインの作った「言語ゲーム」という考え方。 いろいろ解説書を読んで「言語ゲームとはなんぞ?」と考えてきたけど、その考え方じゃあ「言語ゲーム」に行きつけないと思った。 「概念Aの本質とは何か」というタイプの「問いの立て方」が哲学に蔓延していて、それを笑い飛ばすのが「言語ゲーム」。 「〜とはなんぞ」と問うてしまうと落とし穴に落ちる。 それに、もし「言語ゲーム」の勘所がつかめたとして「わかったわかった」なら面白くない。 「わかって終わり」じゃなく、日常生活でも使いこなして、これまでとは違う体験を切り開くのじゃないと時間をか…
こんばんは。 はるかです。以前も書きましたが僕は将来、遠距離の彼女と 一緒に暮らしたいと思っています。 ですが2人とも病気(障害)が原因で貯金が底をつき、 今は僕だけが働いています。 たとえ彼女が健康でバリバリ働けたとしても、彼女に生活費を出させるような甲斐性のないことは したくありません。とはいえ手取り15万前後で貯金なしとなると いつになったら正式なパートナーになれるのか 全く将来が見えません。 希少言語を話せるので今の仕事をしつつ 少しだけ経験のある通訳・翻訳の能力を高め、副業したいと考えています。 今日の昼休みも翻訳の勉強をして過ごしました。副業がモノになるまでは 節約をしてお金を貯め…
自民党裏金事件の追求が続いています。参議院でも政治倫理審査会が開かれ、また衆議院でも下村元文科相が出席意向を示しているそうです。 高級クッキー贈答疑惑 「意味が分からない」世耕弘成氏の言い訳 上脇博之教授は「外形的には公選法違反」とも:東京新聞 TOKYO Web 叩けば埃が出るものなのでしょう。どんなものでも、細部までせんさくすれば、欠点や弱点が見つかるものだといいますが、進歩もなく、悪しき慣習がはびこっている組織においてはなおさらなのでしょう。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); それにしても、会合の後の懇親会の余興に過激ダ…
女々しい史実を貪る紙魚たち、あらゆる平均値を打ち壊す試み、重複する資源に、服従するだけの人々が持ち寄る紙幣に寄りかかる幸福、ふくよかな休日に寝そべり、輪廻転生や倫理観が孕んだ優しさという澱み、汲み取る意味ですら、不安感を誘い、徒らに消費する毎日に擦り寄る家庭的な毒素や、低劣な支配による気配を蹂躙するためのミサイルの音、詩的な回路を加速させ、下腹部で引き延ばされる場面や、緩慢にひしめく余韻や隠語や、相互に作用する似たような結末を引き摺るだけの奴らが用いる正解や、習慣的なものに監視されているだけの、堕落した主観に擦り寄る数多の価値に噛み付く道理や、複製されるだけの気配や背景、配管をよじ登るネズミや…
読書は人を賢くしない。その時の「賢さ」とは、徳と同じ意味である。では言い換えよう。読書をしても良い人間になるとは限らない。否。私はもう偏差値を上げるとか、難関校に入学するとか、そういうことに全然興味がなくなってしまった。 私の求める「賢さ」とは、要領の良さとも違う。世間知とも違う。人付き合いのうまさでもない。一体、この世に私の求める「賢さ」を体現しているような人は誰なんだろうか。 「賢さ」とは、専門知識ではない。だから、専門人が「賢者」であるという訳ではない。知識人が「賢人」であることは、現代においては、稀である。 私が生涯で出会った中で最も「賢い」人は誰か。否、賢さは、相対的なものではなく、…
「ふん~」ネーガイは下手くそな鼻歌を囀りながら料理を作っていた。 ネーガイは暇つぶしにぬとらじを開始する。 「地獄に禁止事項は無い。最高じゃないか!修羅こそ至高。天国などを目指すのはもはや愚の歩みである!」ぬとらじでネーガイは持論を展開する。 「行動を制限する秩序など、ない方がいいに決まっている。例えば家に虫が出た時に気持ち悪いからと言って家を燃やすか?確かに虫は出ないかもしれないが損害がでかい。世の中に現れる1部の害虫のために、善良なものの行動まで制限してしまえば、結局は腐敗の未来しかない。」 ぬとらじ配信でのスタイルはニーチェなどの哲学者の名前を出し、それに同意することで自らがニーチェほど…