Don Giovanni
スペインの色事師ドン・ファンを題材にしたモーツァルトの歌劇として有名な作品だが、ガッツァニーガが先にオペラにしたものをモーツァルトが再びオペラ化したもの。
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Mozart - Don Giovanni (1979 Joseph Losey Film)
Mozart: Don Giovanni
Gazzaniga: Don Giovanni / Bruno Weil
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今週23日(土)はベートーヴェンの第九公演に出演予定の私。 hiratea.hatenablog.com この公演、メインの第九の前に、 モーツァルトの「ドン・ジョヴァンニ」より序曲が演奏されます。 私、勘違いをしていました。 今まで演奏したことがあると思い込んでいたのですが、 それは、「ドン・ジョヴァンニ」の別のアリアとか数曲を弾いたことがあったということで、 実は序曲を弾くのはこれが初めて。 それにしてもですよ、華やかなオペラが始まるのに、ニ短調でデモーニッシュ(悪魔的)に開始されるなんて、 当時の音楽社会では、極めて珍しかったのかなあ? 私はこの始まりがとっても好きですけれどもね。 とこ…
ゲーム『takt op.(タクトオーパス)』に新ムジカート『ドン・ジョヴァンニ』が10月18日(水)に登場! 声優は髙橋ミナミさんです! \📢新ムジカート登場決定📢/ 10月18日(水)に「#ドン・ジョヴァンニ」が登場✨開催中のイベント「天才少女は先走る」で出会った方も多いのではないでしょうか❓楽しみにお待ち下さい🎵▼インストールはこちらhttps://t.co/p76ErhT9Td#takt_op #タクトオーパス pic.twitter.com/UrNiXNdQ8Y — 【公式】takt op.(タクトオーパス)@好評配信中 (@takt_op) 2023年10月12日 /新ムジカート🎵#…
先日はオペラ「ドン・ジョヴァンニ」を観劇してきました! ストーリーはあらすじ等で何となく知っていたものの、実際にオペラで観るのは初めてでした。 ドン・ジョヴァンニって最初から最後まで本当に救いようのない悪人だったのですね💦 悪い人でも実はこんな良い所もあるよ。的な場面が1つもなかった(笑) ドン・ジョヴァンニ本人よりも、その周りの人物を描いた物語。って感じがしました。 本日、ドンナ・エルヴィーラ役の池田さんが残念ながら休演となっており、ダブルキャストのハイディ・ストーバーさんがエルヴィーラ役をされてたのですが、この方が滅茶苦茶良かった!(と、私は思った) 声に奥行きがあり響きも高い。 響きを上…
見に行くのは何十年ぶりかしら、フランス文学のゼミでモリエールのドン・ファンを読んだとき、先生に誘われて映画のドン・ジョヴァンニを銀座のヤマハホールで見て以来、数えてみたら39年ぶりに、モーツァルト『ドン・ジョヴァンニ』を見てきました。 佐渡裕の指揮、デイヴィッド・ニース David Kneuss の演出、兵庫芸術文化センター管弦楽団の演奏、見に行ったのはドン・ジョヴァンニ役のジョシュア・ホプキンズ Joshua Hopkins を中心とする外国人メンバー中心のキャストの日でした。 私の個人的な好み、古楽器の切れ味のよい速めのテンポの演奏への好みからすると、佐渡氏の棒の紡ぎだす音楽は、好みとはい…
神戸まで出向く 今日は神戸までMETライブビューイングを見るために出向くことにした。演目はモーツァルトのドン・ジョヴァンニという定番ものである。三宮まで車で突っ走ると、駐車場はakippaで確保済み。 神戸国際会館 現地到着は11時頃で、上映は11時55分からなのでとりあえずは昼食を摂っておくことにする。入店したのはたまたま見かけた「がんこのトンカツとカレー」。回転寿司で有名ながんこが最近は和食全般のレストラン展開をしているが、その一環の店だろう。「ロースカツカレー」を注文する。 がんこのトンカツ店の模様 ロースカツはいわゆるトンカツ定食用の厚切りのものであり、食べ応えあり。カレーについては比…
ジム・ホルト『世界はなぜ「ある」のか』(7) 今回は、第2章 哲学のあらまし の続き(p.50~)である。 「なぜ何もないのではなく、何かがあるのか?」という問いを巡り、思想家の見方は3つに分かれて現在に至っている、とホルトはいう。次の3つである。(緑字は、傍点の代わり) 楽観派…世界の存在には何らかの理由があるはずであり、それを見出せるだろう。 悲観派…世界が存在する理由はあるかもしれないが、確かなことは決してわかるまい。何故なら、恐らく私たちに見えるのは現実のごく一部でしかなく、その背後にある理由がわからないからか、現実に背後にある理由は、宇宙の本質を看破するためでなく、あくまで生き残るた…
イマイチ調子いくな~いもんで Mozart: Don Giovanni, Nos. 16 & 17 - Terfel, Gleadow, Schwartz; Honeck, VFO モーツァルトを聴いて気分転換した
この辺りで、モーツァルトの作品群の中でももっとも華やかなジャンル、オペラを取り上げたいと思います。 モーツァルトがはじめてオペラを作曲したのは1767年、わずか11歳のときのことです。 この作品は「アポロとヒアチントゥス(Apollo et Hyacinthus K.38)」で、ザルツブルクのベネディクト派大学の祝典用として書かれました。 K.38は、我々のイメージするオペラというより、音楽付きのラテン語喜劇といったものですが、それにしても、登場人物のキャラクターや感情・思想などをきちんと把握した上でなければ適切な作曲は絶対にできないことを考えると、11歳という年齢でそれを成し遂げたモーツァル…
概していえば、『ドン・ジョヴァンニ』 第32投。540ページ、1753行目。 On the whole though favouring preferably light opera of the Don Giovanni description and Martha, a gem in its line, he had a penchant, though with only a surface knowledge, for the severe classical school such as Mendelssohn. 概していえば、『ドン・ジョヴァンニ』の類の軽いオペラやその系列の珠玉で…
36年に満たない年月をこの世に送っただけで、その生涯を閉じてしまったヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト。 しかし、その間に数多の人々と出会い、さまざまな交流を通じて、天与の才に一層の磨きがかけられました。 そんな人々の中で、最も大きな影響を受けた人物は、父親レオポルトといってよいでしょう。 ザルツブルクの宮廷音楽家であったレオポルトは、教育家としても極めて優れていました。 息子のヴォルフガングに、ラテン語をはじめとしてフランス語・イタリア語・英語といった言語や算数など、学校教育なしに基本的な教養を教えたのはレオポルトであり、何より、音楽教育もこの父親によって施されたのです。 また、ヴォル…
目からウロコ! ゼッタイ感動♫ 確実選曲!! クラシック音楽って敷居が高そう… 1曲が長くてちょっと退屈なんだよね… 少なくとも、親しみやすい印象ではないな… 普段から「ちょっとクラシック音楽でも聴こうか…」ということには、なかなかならないことが多いです。昔に比べるとクラシック音楽を聴く人も減ってきています。しかし、クラシック音楽は長い歴史の中で育まれて来た中でメロディのキレイな曲が多いことも事実。 要は1曲が長いということが多くの人に聴かれない原因になっているかもしれません。 今回は、有名なクラシック音楽を短く紹介します。膨大なクラシック音楽の中から美味しいトコだけつまみ食い!25曲に絞って…
【日時】2024年4月13日 [土] 14:00〜 【会場】東京文化会館 【管弦楽】東京都交響楽団 【指揮】 ローター・ケーニヒス <Profile> 2009~16年までウェールズ・ナショナル・オペラの音楽監督を務めた。アーヘンで生まれ、ケルンでピアノと指揮を学ぶ。1999~2003年までドイツのオスナブリュック歌劇場で音楽監督を務め、03年以降はウィーン国立歌劇場、ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場、ミュンヘン、ドレスデン、スカラ座、ハンブルク、ブリュッセル、リヨン等の歌劇場に客演する。モーツァルトからベルクまで幅広いレパートリーで、特にワーグナー、シュトラウス、ヤナーチェクのオペラに力を…
240407 今日は天気が回復、桜が満開になりました。午後から、地元合唱団仲間の一人が出演するコンサートへ。 一月前に自分も歌ったばかりのこの曲、今日は客席からたっぷりと鑑賞してきました。マエストロはこの人、 二人の女声ソリストは、 ソプラノ 中川 郁文 Nakagawa Ikumi 兵庫県出身。奈良教育大学卒業、京都市立芸術大学大学院、サントリーホールオペラ・アカデミーを修了。’19年世界オペラコンクールNEUE STIMMENのアジア地区代表。’21年夏ザルツブルク音楽祭にYoungSingersProjectのメンバーとして日本人で初めて選抜され複数の公演にソリストとして出演。その際指揮…
近年、チャイ屋さんが増えている気配を感じる。 チャイ屋さんをハシゴして、たくさんあるいて、香水を嗅いだり椅子に座ったりした一日の日記です! 中目黒駅集合 モクシャチャイ The Harvest Kitchen General Store 恵比寿ガーデンプレイスまで足をのばす uRn. chAi&TeA 麻布台ヒルズ!!!! フエギア 展望台 油そば おしまい 中目黒駅集合 目黒川の桜まつりをやっていて、とんでもない人出にさっそく圧倒された。 目黒川の桜、はじめてきたな~!! 目黒川 3月半ばごろは、この日のころ(3月31日)が桜の満開予想だったのだけど、そのあと冷え込んでしまった。 29日によ…
バスティーユ襲撃(ジャン=ピエール・ウーエル画) 財政破綻しても、免税の人々 第三身分に乗っかる第一、第二身分 いよいよ、世界史上の一大画期、「フランス大革命」の足音が迫ってきます。 世界史の教科書と同じ話になってしまいますが、当時のフランス絶対王政は、のちに旧制度(アンシャンレジーム)と呼ばれます。 中世以来のフランスは、第一身分(聖職者)、第ニ身分(貴族)、第三身分(平民)にはっきり分かれた「身分制社会」でした。 そして、第一、第二身分は免税特権を持っています。 18世紀後半、フランス王国は財政破綻に瀕していました。 革命直前の1788年には、国の負債は利子の返済だけで歳出の半分に達してい…
押し入れを整理していたら昔テレビ放送を録画したVHSのビデオテープが出てきた。その中の1本に、1991年12月8日にNHK教育テレビ(現Eテレ)の『芸術劇場』が収められていた。この日の番組では、最初の1時間が『モーツァルト・オン・ツアー ウィーン・プラハ もう一つの世界』と銘打ったアンドレ・プレヴィン(1929-2019)の解説と演奏が収められていて、その1時間番組の前半でプレヴィンが『フィガロの結婚』の西洋史における意味合いが解説し、後半でフィガロと並行して書かれたピアノ協奏曲第24番ハ短調K491の全曲を弾き振りする番組が吹き替えと字幕付きで流された。続いて、この日の放送のメインとして『フ…
💮圧倒的な男声ソリスト陣の歌声!! 💮女声ソリスト男声に圧倒されるも、立派に大健闘!! 💮ヤノフスキー・N響、アンサンブルのみならず奏者個々の力量発揮!! 💮男声合唱団、力強い響きをくり出すも、やや力味過ぎの箇所も! 💮演奏会形式超えの舞台効果の工夫が光る!! 【日時】2024.3.27.(水)15:00〜19:30(予定) 【会場】東京文化会館 【演目】ワーグナー楽劇『トリスタンとイゾルデ』全三幕(演奏会形式)、独語上演、日本語字幕付 【上演時間】約5時間(第1幕80分、休憩30分、第2幕65分、休憩30分、第3幕75分) 【管弦楽】NHK交響楽団 【指揮】マレク・ヤノフスキー 【合唱】東京…
ラジオスイス/クラシックモーツァルト - 歌劇「ドン・ジョヴァンニ」より「窓辺においで」🎼(イルデブランド・ダルカンジェロ[バリトン]・ドーラ・フィリッポーネ[マンドリン]/ジャナンドレア・ノセダ指揮トリノ・レージョ劇場管弦楽団)おはようございます。本橋園役所印煎茶。… pic.twitter.com/NbfPT41duE — りなも@mix (@shin16_dynamo) 2024年3月27日 実用車で小一時間VD補給。祐天寺のドトールで一服。「法の哲学」善と良心を312ページまで読んだ。… pic.twitter.com/84KuNTzrka — りなも@mix (@shin16_dyn…
早見表ムジカートたちの身長、年齢、初戦日早見表(アイネまで) 転載OKとのことで、貼らせていただきます・アイネ以降のキャラ 名前 初戦日 身長 年齢 好物 ドン・ジョヴァンニ 10/29 172 18 アイスクリーム タンホイザー 3/13 180 22 手作り料理 エニグマ 6/19 170 不明15-25 マーマイト トリッチ 11/24 150 16 キプフェル https://twitter.com/miko_tktop/status/170739467412487400
初戦日リスト コゼットはアニメ版準拠(覚醒=初戦日) 歓喜、タイタンはそれぞれの初演奏日です(公式ではありません) 1.13 運命 1.23 ベルキス 3.3 カルメン 3.4 白鳥ちゃん 3.7 魔王 3.13 タンホイザー 3.22 月光 4.5 こうもり 4.27 エリーゼのために 5.5 カンパネラ 5.7※ 歓喜の歌 5.15 幻想ちゃん 5.23 きらきら星 6.8 ダフニスとクロエ 6.19 エニグマ 6.18 魔弾の射手 6.26 ワルキューレ 7.28 四季姉妹(春夏秋冬) 8.7 シェヘラザード 8.10 アイネクライネ 8.16 パヴァーヌ 同※ コゼット運命 9.23 …
小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクトⅩⅩモーツァルト:歌劇「コジ・ファン・トゥッテ」@ 神奈川県民ホール(横浜) 全2幕原語(イタリア語)上演/字幕付
今回は前回に予告したモーツァルトシリーズの最終回(『魔笛』篇)は先送りして、久しぶりに音楽と関係ない本の話題。 カズオ・イシグロの『クララとお日さま』(ハヤカワepi文庫, 2023)、これは昨年8月に文庫化され、本を買ったのは10月頃だったと思うが、ようやく読む時間がとれたので、日曜日(17日)に読み始めて今朝読み終えた。イシグロのノーベル賞受賞後第一作で、単行本初出は2021年だった(イギリス、アメリカ、日本の3国で同時発売)。 www.hayakawa-online.co.jp イシグロの小説を読んだのは4作目(すべて長篇)。ロボットのクララの一人称で語られる物語というだけで、2021年…
2019年度 国分寺チェンバーオーケストラ コンサート 【公演日】2019年10月26日 【演目】 ● J.ハイドン/交響曲第26番ニ短調「ラメンタツィオーネ」Hob.I:26 ● L.ボッケリーニ/交響曲ニ短調「悪魔の家」Op.12 No.4 G506 ● W.A.モーツァルト/歌劇「ドン・ジョヴァンニ」序曲 KV527 ● J.C.アリアーガ/交響曲ニ短調 IJA17 【会場】小金井 宮地楽器ホール 大ホール 【指揮】坂本徹 裏面 --------------------------------------------------------------------------------…
昨年10月末に突然かつてのモーツァルト熱を再燃させて現在に至るが、年度末でもあり、弊ブログのモーツァルト関連記事に一区切りをつけることにした。 私は10〜20代の頃にモーツァルトの音楽にずいぶん嵌ったが、痛恨なことに当時の私は人間に対する関心が薄かったため、モーツァルトの音楽には興味があっても「人間モーツァルト」への関心があまりにも低かった。しかし、昨年来いろいろ調べてわかったことは、モーツァルトほど興味深い人生を送った作曲家はほとんどいないことだった。唯一比較できるのは14歳年下のベートーヴェンくらいではなかったか。そのベートーヴェンに関しては青木やよひ氏の本を読んだことがあったが、モーツァ…