THE TOWER OF DRUAGA
1984年にナムコが製作したアーケードゲーム。ジャンルはアクションRPG。デザイナー:遠藤雅伸。音楽:小沢純子(ZUNKO)。後に「バビロニアンキャッスルサーガ」と称されたシリーズの第1弾。
「ドルアーガの塔」に幽閉された巫女「カイ」を救うため、「勇者ギル(ギルガメス)」が60階ある塔の頂上を目指す。各階ごとに異なる条件を満たすと宝箱が出現し、これによってギルを少しずつパワーアップさせていく。
当時のアーケードゲームにおいてRPG的な要素を盛り込んだ点はきわめて斬新であった。宝箱を出す方法は時として理不尽ですらあったが、これをめぐってたくさんのコインがつぎこまれた。
1985年に発売されたファミリーコンピュータ版は爆発的なヒットとなり、攻略本ブームの火付け役となった。
ウィンドウズソフト
Ultra2000 ドルアーガの塔
1986年に東京創元社よりこのゲームのゲームブック版(三部作)が発売された。作者:鈴木直人。
悪魔に魅せられし者 (創元推理文庫―スーパーアドベンチャーゲーム)
2000年代に入ってから、創土社より復刊された。その際に多少ゲームバランスなどが変更されている。
また、ケイブンシャからも「ドルアーガの塔外伝」が発売された。