Donald Pleasence 俳優
1939年に舞台デビュー。第二次世界大戦に従軍するも1944年からドイツ軍捕虜となり、戦後に釈放。ローレンス・オリヴィエに見出されてその劇団に入団。1954年の『島のならず者』で映画デビューを飾る。アクの強い個性を生かし、怪奇・ホラー映画での悪役や脇役で光った。
いつ観ても傑作なので、ホッとしますな youtu.be
2024年一発目はこれです。子供の頃はなんてリアルなんだと、思ってましたなw youtu.be
原題も「Phenomena」(現象、事件、驚異的、非凡、など) スイスの女学校にアメリカ人の留学生がやってきて スコットランド人の昆虫学者と係わり 全編イタリア語という不思議な設定と 昆虫と交信のできる少女が ハエに誘導され連続殺人の犯人を捜すというリアリティのなさ &プログレロックのフェチ (笑) 見どころは、当時14歳 のジェニファー・コネリーの美貌 「テス」のナスターシャ・キンスキーや 「プリティ・ベビー」のブルック・シールズと比肩する美少女 (顔も似てるといえば似ている) そんな彼女が蛆虫だらけにさせられ 目を背けたくなるような汚いシーンを頑張り (演技はまだ下手だけど 笑)存在感を見…
袋小路 (字幕版) ドナルド・プレザンス Amazon ★★★★ 古城に中年のジョージ(ドナルド・プレザンス)と若い妻テレサ(フランソワーズ・ドルレアック)が暮らしている。そこに車でギャング2人がやってきた。1人は片腕を負傷した大男のリチャード(ライオネル・スタンダー)。もう1人は腹部を撃たれて車から出られないアルバート(ジャック・マッゴーラン)。リチャードはジョージたちを脅して仲間の救援を待つことにする。 『水の中のナイフ』をより露骨にした男性性の寓話。初期のロマン・ポランスキーが男性性にここまで執心していたのは興味深い。主人公のジョージがとにかくヘタレで、ギャングに抵抗せず言いなりになる。…
以前、オリジナル版の「ハロウィン(1978)」(1978)を貸してくれた我が家のホームドクターが一緒に貸してくれたのが、正統な続編「ハロウィンⅡ(オリジナル版)」(1981製作/1982日本公開)。 pagutaro-yokohama55.hatenablog.com 劇場公開時のタイトルは何故か「ブギーマン」でしたが、商品化の時に原題と同じ「ハロウィンⅡ」に改題されました。あれ、でもまたBlu-rayは「ブギーマン」になってるみたいですね。どっちなんだろ? 「ハロウィン」が「ジョン・カーペンター作品なのに、意外とちゃんとしてる」映画でした。 さて続編はどうなんでしょうか? (あらすじ) ハロ…
70年代って、B級ホラーの邦題によく「悪魔」っていう冠詞をつけていた気がします。 「悪魔のシスター」(1973)、「悪魔の赤ちゃん」(1974)、「悪魔のいけにえ」(1974)「悪魔の沼」(1977)「悪魔の棲む家」(1979)などなど。どれも原題に「悪魔」なんて一言も入ってないんですけどね。 で、今回見たのはそんな「勝手に悪魔」シリーズ(?)の一本「悪魔の植物人間」(1974)。 これも原題は「The Freakmaker」(畸形製造者)。 ちなみに 当時、雑誌「スクリーン」に載ったおどろおどろしいポスターを見て、ホラー映画仲間に「これ、すげー怖そう。俺、絶対見るわ」と宣言した記憶があります…
「袋小路」(原題:Cul-de-sac、1966、日本公開1971)を見る。ロマン・ポランスキー監督による長編3作目となるイギリスのサイコスリラー。第16回ベルリン国際映画祭では金熊賞を受賞した。 古城に住む年の離れた奇妙な変人夫婦のもとに、腕にケガをしたギャングがやってくるがこれも変人で、客としてやってくる一行も変わった人物という変人オンパレードによるひと騒動を描いたサイコスリラー。 出演は「大脱走」で書類偽造屋を演じた個性派俳優ドナルド・プレザンスのほか、カトリーヌ・ドヌーブの姉で「ロシュフォールの恋人たち」のフランソワーズ・アルヌール、「死刑執行人もまた死す」のライオネル・スタンダーなど…
原題も「CUL-DE-SAC」(袋小路=行き詰まり) クラッシック映画の名作を見て思うことは とびきりの美人女優が出ているだけで傑作になること その役がアバズレだろうがビッチだろうが 可愛い小悪魔にしか見えないことを、名匠はわかっている ロケ地はイングランドの北東海岸沖にある潮汐(ちょうせき)の島 リンディスファーン(ポランスキーは「マクベス」でも撮影に使っている) 潮汐とは満潮時に通路が水没する自然の孤島で 有名なのはベネディクト会修道院のあるモンサンミッシェル そんな古い城付きの島を、若くて美人で自由奔放な後妻と ふたりきりで暮らすために買った元工場主のアマチュア画家 (島を買ってお金がな…
緊急事態宣言の最中、5月中旬の日曜日、所用で汐留まで出かけた際、あまりにも閑散とした街の風景に衝撃を受けました。 まるで近未来SF映画そのものの世界。 コロナを機にいよいよ「未来」を現実に体感する時代に突入しつつあります。 やはり未来の景色は希望より絶望に近いようで、先行き不透明な現在、ディストピア映画のような景色に向かいつつある地球に危惧を感じる毎日です。。 そんな一種の極限状態のようなものを描きつづけている映画作家がB級映画の帝王・ジョン・カーペンターです。 SFとホラーという二つのジャンル映画でそれぞれ名作を生み出してる映画史に残る監督ですが、 B級感丸出しの映像表現を好んでいるところが…
ジョン・カーペンター 1948/1/16〜
どうも、たきじです。 今回は1969年公開の英米合作映画『女王陛下の007』の解説&感想です。007シリーズとしては、前作『007は二度死ぬ』に続く第6作です。 ↓ 前作の解説&感想はこちら ↓ その他のシリーズ作品の解説&感想はこちらから(各作品へのリンクあり) 作品情報 解説&感想(ネタバレあり) 最後に 作品情報 女王陛下の007 posted with カエレバ 楽天市場で探す Amazonで探す Yahooショッピングで探す タイトル:女王陛下の007 原題 :On Her Majesty's Secret Service 製作年 :1969年 製作国 :イギリス、アメリカ 監督 :…
どうも、たきじです。 今回は1967年公開の英米合作映画『007は二度死ぬ』の解説&感想です。007シリーズとしては、前作『007/サンダーボール作戦』に続く第5作です。 ↓ 前作の解説&感想はこちら ↓ その他のシリーズ作品の解説&感想はこちらから(各作品へのリンクあり) 作品情報 解説&感想(ネタバレあり) 最後に 作品情報 007は二度死ぬ posted with カエレバ 楽天市場で探す Amazonで探す Yahooショッピングで探す タイトル:007は二度死ぬ 原題 :You Only Live Twice 製作年 :1967年 製作国 :イギリス、アメリカ 監督 :ルイス・ギルバ…
「007シリーズ」の第5弾となる作品。 宇宙ロケットが消息を絶つ事件が続くことから、英国情報部の007ことジェームズ・ボンドが悪の組織"スペクター"を追い詰めるべく日本で奔走する姿が描かれます。 今作の見どころは、日本をロケ地としていること。 ニンジャが敵として現れたり、和室に置かれた温泉に浸かったりと、少しズレた日本の演出が見られます。 日本要素はそれだけに留まらず、ボンドに協力する男・タイガー田中役に丹波哲郎、ボンドガールとなるキッシー鈴木役に浜美枝、アキ役に若林映子がキャスティングされています。 ラストのスペクターとの戦いもまさかの舞台で行われ、驚きとツッコミどころが多い一作です。放送情…
「鉄板映画:人気スター映画のブログ」1864年に実際に起こった事件を再現した歴史もの映画。白人とネイティブアメリカンの因縁。残酷シーンに要注意の作品です。 1.ストーリー1864年、騎兵隊がネイティブアメリカンの村を総攻撃する。 2.キャストキャンディス・バーゲン(白人女)ピーター・ストラウス(騎兵隊)ドナルド・プレザンス(武器商人)ジョージ・リヴェロ(戦士)ジョン・アンダーソン(大佐) 3.注目のシーン①主役ホーナス(ピーター・ストラウス)所属の騎兵隊。兵士の給料、ネイティブアメリカンに二年間も拘束されていた女クレスタ(キャンディス・バーゲン)を届けに砦に向かう。 ②争い騎兵隊がシャイアン族…
「鉄板映画:人気スター映画のブログ」西部の時代、初老の牛追いが重傷を負ったことをキッカケに人生を見つめ直す映画。「滅び行く仕事」カウボーイの生き様に注目です。 1.ストーリー仕事を終えて町へ向かうカウボーイが邪悪な一家に銃撃されてしまい・・・。 2.キャストチャールトン・ヘストン(カウボーイ)ジョーン・ハケット(人妻)アンソニー・ザーブ(カウボーイ)ブルース・ダーン(邪悪な一家)ドナルド・プレザンス(邪悪な一家) 3.注目のシーン①主役もうじき50歳をむかえるカウボーイのウィル・ペニー(チャールトン・ヘストン)。冬になると牧畜関連の仕事がなくなるため、今後のことを考える。同じカウボーイ仲間のブ…
★ジョーン・ヒクソン氏は1927年に舞台デビュー。1940年代にアガサ・クリスティー氏の舞台に出演。その頃から「ミス・マープル」の演じ手として切望されていたという説があります。(※残念ながら…叶わぬままアガサ・クリスティー氏は85歳で亡くなった(1976年)数年後にテレビ放映が始まる)彼女達が同じ時代に生きたと知り、胸が熱くなりました。実年齢で76歳~90歳頃まで演じていたと推測される今シリーズ。等身大の女性を生き生きと賢く演じていらっしゃいます。 長閑な小さな村で季節を感じられる庭いじりを楽しみ、好きな編み物をして余暇を過ごす…。そんな穏やかな暮らしの反面、クロスワードパ…
日本公開から60周年を記念して007シリーズが4Kレストア版でスクリーンに復活。「BOND60 007 10作品 4Kレストア版」ということで、全25作品の中から10作品が劇場公開。BOND is BACK in 4K! ラインナップは── 9/22(金)~ ・007 / 私を愛したスパイ ・007 /ロシアより愛をこめて ・007 /ゴールデンアイ ・女王陛下の007 ・007は二度死ぬ 11/17(金)~ ・007/リビング・デイライツ ・007 /サンダーボール作戦 ・007/ノー・タイム・トゥ・ダイ ・007 /スカイフォール ・007 /ドクター・ノオ www.youtube.com…
'23/09/27 【ウィキペディア版】 :『ドレスの下はからっぽ』(Sotto il vestito niente,米題:Nothing Underneath[1])は、1985年のイタリアのジャッロ映画。トム・シャンリー(英語版)、ルネ・シモンセン(英語版)、ドナルド・プレザンス出演。マルコ・パルマ(イタリア語版)の同名長編小説が原作である。 ----------------------------------------------------------------------------------------- 【X版】 #ドレスの下はからっぽ ドリス・ウンター・エンプティンゲン(…
レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「ニューヨーク1997」です。 映画は、1988年米国の犯罪発生率が異常に跳ね上がり、政府はニューヨーク州マンハッタン島を巨大な刑務所にして治安を押さえようとした。が、1997年エアフォースワンがテロリストに襲われで大統領もろとも強制着陸してしまった。政府は仕方なくあの札付きのワル、スネーク・プリスキン(カート・ラッセル)を大統領救出の為に送り込むのだが… マニアには有名なB級映画監督ジョン・カーペンター監督の初期のSFアクション映画です。再見して、低予算ですがなかなか上手く纏めています。加えて、キャスティングに驚…
新刊紹介:「前衛」2023年7月号 - bogus-simotukareのブログで 文化の話題 ◆演劇『みんな一人一人素晴らしい:新国立劇場「エンジェルス・イン・アメリカ」、文学座アトリエの会「挿話(エピソード)」』(寺田忠生) (内容紹介) 新国立劇場「エンジェルス・イン・アメリカ」、文学座アトリエの会「挿話(エピソード)」の紹介。 参考 【エンジェルス・イン・アメリカ】 <スペシャルコラムその1>笑いと驚きのジェットコースター ~『エンジェルス・イン・アメリカ』~ | 新国立劇場 演劇 スピーディーな展開とテンポのいい会話も、この作品の魅力だ。 たとえば、「アップでね、デミル監督*1」なん…
1995年作品、ジョー・チャペル監督、ポール・ラッド ドナルド・プレザンス マリアンヌ・ヘイガン キム・ダービー ブラッドフォード・イングリッシュ ミッチ・ライアン スーザン・スウィフト キース・ボガート出演。あれから6年後、ジェイミー(J・C・ブランディー)は謎の邪教集団に捕らえられていた。 やがて子供を出産したジェイミーはその子を生贄にされそうになったため、脱走する。 その後、ジェイミーはマイケルに殺されてしまうが、彼女は殺される直前に子供を隠した。かつてマイケルと死闘を繰り広げたルーミス医師(ドナルド・プレザンス)と、マイケルが起こした殺人事件を目撃した青年トミー(ポール・スティーヴン・…
1978年 監督 ジョン・カーペンター アメリカ映画 あらすじ 1963年ハロウィンの夜、6歳のマイケル・マイヤーズが10代の姉ジュディスを理由なく包丁で刺し殺す。それから15年間、マイケルは精神病院に収容される。1978年10月30日、マイケルは車を盗んで精神病院から逃走する。 キャスト サミュエル・ルーミス医師 ドナルド・プレザンスローリー・ストロード ジェイミー・リー・カーティス 感想 ・冒頭の殺人から50分何か起こりそうで何も起こらないが、音楽の力で見れてしまう。 音楽家としてのジョン・カーペンターの才能がすごい。・チャラい若者はやっぱり殺される。