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ドイツ連邦議会

(社会)
どいつれんぽうぎかい

(独語:Deutscher Bundestag、ドイチャーブンデスタークドイツ下院
国民選出の議員から成るドイツ連邦共和国の議会。ドイツではこのブンデスターク連邦議会)とブンデスラート連邦参議院)の二院制をとっている。立法機関としては地位も権能も国民の直接選挙で選ばれるブンデスターク連邦議会)が優位におかれており、ドイツの国会は一院制と見ることもできる。国会議事堂内はブンデスターク連邦議会)の議場のみ所在し、上院に相当するブンデスラート連邦参議院)の議場は、この国会議事堂になく、旧プロイセン貴族院(Preusisches Herrenhaus)に置かれている。

沿革

  • 神聖ローマ帝国時代に諸侯会議「ライヒスターク(Reichstag、諸侯会議)」が設置される。この頃は現在の意味の議会の機能を有するものではなかった。
  • 1815年のドイツ連邦時代に初めて連邦議会「ドイツ同盟のブンデスターク」(Bundestag des Deutschen Bundes)) という名称が使用される。
  • 1867年に始まる北ドイツ連邦時代に再び国会「ライヒスターク(Reichstag、帝国議会)」に戻される。
  • 1871年にドイツ国が成立すると国会「ライヒスターク(Reichstag、帝国議会)」はそのまま承継されて、その後ヴァイマル共和政、ナチス・ドイツ時代までこの名称で存続した。
  • 1949年にドイツ連邦共和国(西ドイツ)が成立し、「ドイチャーブンデスターク(Deutscher Bundestag、ドイツ連邦議会)」は、再統一までの臨時的な首都ボンに議場を設けた。
  • 1990年の再統一後、1999年に、ベルリンの国会議事堂の大改修が完了し、「ドイチャーブンデスターク(Deutscher Bundestag、ドイツ連邦議会)」はそこへ移転した。
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