元となるイラスト、絵画等を複写、模写すること。
トレース問題
他者が作成した写真やイラストなどの著作物をトレースし、それを自分の作品として発表(頒布)する行為がしばしば問題となっている。 多くは同人誌において二次創作の一つとして行われているが、近年では商業作品でも散見される。高い技術の絵を模写やトレースすることは絵の勉強になるとされ、外国の美術館などではしばしば名画を模写している光景が見られる。 しかしそれを「自分のオリジナル作品である」とすることは著作権の侵害にほかならない。 CLAMPやみつみ美里はウェブサイト上でトレースをしないように(トレースした物を頒布しないように)呼びかけている。
「トレース自体が悪」という極端な意見も見られるが、他者の著作物のトレースを自作とすることのみが不適切なのであり、自分で作成した写真や習作のトレースを用いることになんら問題はなく、むしろ正確な絵を速く描くために非常に有用である。
- Wikipedia:「トレース(製図)」項目より引用