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トラック野郎

(映画)
とらっくやろう

東映松竹の「男はつらいよ」シリーズに対抗して、昭和50年代前半に製作した「デコトラ」物の、ギャグ・アクション映画シリーズ。鈴木則文監督、菅原文太愛川欽也主演。

日本各地を舞台に派手な装飾を施したトラックを駆る長距離トラックドライバーの、マドンナとの淡く切ない恋やライバルのトラックドライバーとの熱く激しいバトルをコメディータッチで描いた日本を代表するロードムービーでもある。また、毎回のクライマックスで「一番星号」が電飾を破損しながらも、積荷(もしくは人)を目的地まで時間内に運ぶべく爆走するシーンは一番の見所。

昭和50年公開の第1作「御意見無用」から昭和54年公開の「故郷特急便」までの全10作が制作・公開され、主人公・星桃次郎の愛車「一番星号*1をはじめとする同作品に出演したアートトラックは現在でもトラックドライバーの憧れである。

制作スタッフ

  • 企画…天尾完次、高村賢治
  • 脚本…鈴木則文、澤井信一郎、野上龍雄、中島信昭、掛礼昌裕、中島丈博、松島利昭
  • 音楽…木下忠司、菊池俊輔(第3作)、津島利章(第6作)
  • 監督…鈴木則文

主要キャスト

作品ラインアップ

    • 第1作「御意見無用」(昭和50年)
    • 第2作「爆走一番星」(昭和50年)
    • 第3作「望郷一番星」(昭和51年)
    • 第4作「天下御免」(昭和51年)
    • 第5作「度胸一番星」(昭和52年)
    • 第6作「男一匹桃次郎」(昭和52年)
    • 第7作「突撃一番星」(昭和53年)
    • 第8作「一番星北へ帰る」(昭和53年)
    • 第9作「熱風5000キロ」(昭和54年)
    • 第10作「故郷特急便」(昭和54年)

*1:三菱ふそうFU型トラックがベースで、第10作「故郷特急便」仕様の塗装・電飾を施した実車が現存し、最近は第9作「熱風5000キロ」仕様のレプリカ(画像を参照)も製作された

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