原題は「FLAGS OF OUR FATHERS」 戦争でヒーローは誕生しない、勝手に作り出されるだけ イーストウッドらしく、無駄に感動的なシーンや、お涙頂戴もない あくまで「中立・公平」に徹底していて、極めてシンプル どう感じるかは、すべて映画を見た人間に委ねられています ウィスコンシン州で葬儀屋を営むジョン・“ドク”・ブラッドリーが 心臓発作で倒れ「あいつはどこだ」という、うわ言を言い続けていました 父の若い頃をよく知らない息子のジェームズ(原作者)は 父の昔の戦友たちを訪ね、話を聞くことにするのです 1945年硫黄島での星条旗掲揚の様子を写したローゼンタールの「硫黄島の星条旗」 写真も、…