「ドラゴンクエストIV 導かれし者たち」の最終ボス。魔族の王、ピサロが進化の秘法を用いて変身した姿。
ピサロは当初地獄の帝王であるエスタークを復活させて人間を滅ぼす計画を立てたが、勇者たちによってエスタークが倒されてしまったため、かねてより注目していた進化の秘法を使って、自ら人間を滅ぼす道を選んだ。しかしその代償はあまりにも大かった。彼は全ての記憶を失い、この世にあらざるべき化け物、デスピサロと化した。
勧善懲悪が主であるドラゴンクエストシリーズにおいて、唯一悲劇的背景を持つ最終ボスである。このことがストーリーに深みを与えているといえるが、それが良いか悪いかは評価が分かれる所である。
戦闘においては、進化の秘法のためか様々な形態が存在する。最初エスタークと同じ形態で戦闘が始まる。ダメージを与えるにつれて、右腕・左腕・頭の順に吹き飛ぶ。その後胴体から顔が浮かび上がり、次の形態へ移行する。さらにダメージを与えると、両腕が再生し、足が太くなる。最後に頭が再生して、最終形態となる。
以下の章で大魔王クラスとして登場。
モンスターバトルロードでは一貫して「魔族の王」という通称が冠されている。なお、戦闘時の背景は原作のデスマウンテンではなく、ロザリーヒルになっている。
使用するとどめの一撃は「ダークマター」。使用時にはデスピサロから魔剣士ピサロに姿が戻った後、ダークマターを放つというSPカード「いてつくはどう」「進化の秘法」のとどめの一撃とは違った演出になっている。