アゼルバイジャン →イエメン →イラン →(シーア派) →ヒズボラ →レバノン →カルタゴ →チュニジアと話が続いた。 チュニジアの旅の話を書いていて、思い出したのは、ウマイヤ朝のことである。 チュニジアにカイラワーン(ケロアン)という街がある。 ここにはウマイヤ朝のモスクがある。 創建は、670年頃、増改築を繰り返し、9世紀後半(既にウマイヤ朝は滅び、アッバース朝の時代)に、ほぼ現状の姿となったということだ。中庭に面して、回廊で三方を囲まれ、正面が礼拝室となっている。実に印象的な構造になっている。 各地のモスクを見てきたが、この形式は、北アフリカに多いという。 (中に入れない場所も多いが) …