手島悠介さんの「かぎばあさん」シリーズ一作目です。 私が小学生の時にものすごく流行ったのですが今読んでも面白かったです。 鍵っ子によりそい手厚いケアをしてくれる優しいおばあさん…なのですが、現在だと通報されてしまいそうです。 人の家の鍵をあけて無断で入り、いろいろ作業をするのはちょっと問題あり? まあ児童文学なので細かい事は気にせずに楽しむ方が良いですね。 小学生の広一は算数のテストで35点という悪い数字を取ってしまったため、自宅に戻る時にいろいろ考え事としていました。おそらくそこで「鍵」を落としてしまい家に入れず苦労します。 そうするとどこからか「かぎばあさん」があらわれ、おばあさんの鍵の束…